2022 Fiscal Year Annual Research Report
京野菜に特異的に含まれる発がん抑制成分のヒトへの適用を目的とした食品機能性研究
Project/Area Number |
19H01610
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Research Institution | Kyoto Prefectural University |
Principal Investigator |
中村 考志 京都府立大学, 文学部, 教授 (90285247)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今井 俊夫 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 施設長 (20342884)
岡本 繁久 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 准教授 (30211808)
佐々木 梓沙 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 助手 (90761966)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 食品科学 / 伝統品種 / 大腸がん / 発がん抑制 / 食品機能性 / 乳がん |
Outline of Annual Research Achievements |
MTA経口投与により,DMBA誘発乳がんモデルに高脂肪食を負荷した試験系で,発がん抑制(腺がんの発生数減少)傾向がみられた.試験系に用いたF344雌性ラットの非がん部の乳腺組織から総RNAを抽出し,DNAマイクロアレイを用いてMTA投与による遺伝子発現変化を解析した.また,MTA経口投与によりDMH誘発大腸がんモデルでも発がん抑制(腺がんの発生数減少)傾向がみられた.F344雌性ラットの結腸粘膜からも総RNAを抽出し,DNAマイクロアレイ解析をおこなった.これにより,MTAによるラット乳腺発がんと大腸発がんに対する抑制作用に関連する遺伝子の同定を試みた.
MTA経口投与により乳腺組織でAcsm5やCox8bなど代謝関連遺伝子の発現上昇,発現低下した遺伝子には炎症に関連するLcn2やCxcl2のほか,WntシグナルのリガンドであるWnt10aが含まれていた.以上より,MTAはDMBAによるラット乳腺発がんに対する抑制作用を示すときに,乳腺組織における脂質代謝やエネルギー代謝に関連する遺伝子やWntシグナル,炎症関連シグナルを介して発がんに関与する遺伝子の発現を変化させる可能性が示された.結腸粘膜においては,MTAの経口投与により,乳腺組織と共通して発現低下する遺伝子も抽出された.
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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