2021 Fiscal Year Annual Research Report
Study of the Practical Development and the Application of Career History Theory for the Women Health Professionals.
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19H01625
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
渡邊 洋子 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (70222411)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 雅則 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60609783)
犬塚 典子 田園調布学園大学, 子ども未来学部, 教授 (70400471)
種村 文孝 京都大学, 医学研究科, 助教 (80806711)
池田 法子 足利短期大学, その他部局等, 講師 (90827205)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 生涯キャリアヒストリー法 / 医療専門職 / 生涯キャリア / ジェンダー / 省察・省察的思考 / 医学/医療者教育 / 専門職教育 / 生涯キャリアデザイン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、女性医療専門職を起点に専門職者のキャリアの軌跡とその振り返りによる研究・実践方法論「キャリアヒストリー法」の構築に取り組んできたが、一連の実践研究を通して、①類似方法論との差別化の必要性、②「生涯」を明確に位置づけたキャリア認識の必要性を実感し、2022年1月に「生涯キャリアヒストリー法」へと名称変更した。「生涯」はLifelong(中長期的視点)とLifewide(仕事と生活含む幅広くとらえる視野)の視点の統合である。 22年度は、名称変更の経緯を跡づけ、実践での省察と省察的思考を成人教育学的視点から考察し、省察プロセスや学習支援者の役割を検討した22年3月の論文((2))と同年2・3月実施のオンラインセミナーの振り返りに始まる、計12回のオンライン定例研究会を行った。前半期は研究成果の発表方法について議論を重ね、後半期は共著書の出版を決め、内容構成の吟味、分担箇所の内容・整合性等の検討と執筆作業を行い、2023年3月に出版した((3))。また同法の趣旨に沿った適正な利活用を促す目的で商標登録((4))を行った。 ≪主な実績≫(1)オンライン定例研究会 計12回(4/17、5/17、6/28、7/12、8/30、9/28、10/24、11/10、12/16、1/18、2/24、3/17)(2)渡邊洋子・犬塚典子・種村文孝・柏木睦月「専門職者にとっての生涯キャリアヒストリー法:名称変更の経緯と背景、および省察ツールの機能と可能性」(『創生ジャーナルHuman and Society』5, 新潟大学キャリア創生研究会、2022年3月、78-91頁)(3)渡邊洋子(編著)・犬塚典子・池田雅則・池田法子・柏木睦月『医療専門職のための生涯キャリアヒストリー法―働く人生を振り返り、展望する』(明石書店、2023年3月、全192頁)(4)登録6575094、2022年6月。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)