2019 Fiscal Year Annual Research Report
高大接続・トランジションを見据えた高校IRとカリキュラムアセスメントの開発
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19H01722
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Research Institution | Toin University of Yokohama |
Principal Investigator |
溝上 慎一 桐蔭横浜大学, 法学研究科, 特任教授 (00283656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本田 周二 大妻女子大学, 人間関係学部, 准教授 (00599706)
森 朋子 桐蔭横浜大学, 教育研究開発機構, 教授 (50397767)
紺田 広明 福岡大学, 公私立大学の部局等, 講師 (60734077)
山田 嘉徳 大阪産業大学, 全学教育機構, 准教授 (60743169)
三保 紀裕 京都先端科学大学, 経済経営学部, 准教授 (80604743)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | IR / カリキュラム / アセスメント |
Outline of Annual Research Achievements |
高大接続やトランジションに繋がるカリキュラムアセスメントを実践的に開発していくことを目的とし、5つのモデル校を中心に、①卒業生調査を含む高校IR(Institutional Research)の手法の開発および推進、②その調査結果をカリキュラムアセスメントとし、改善と連動するPDCAサイクルの構築、③カリキュラムアセスメントの導入を全国的に支援・推進することを目的としていた。 令和元年10月までに、メンバーミーティング、調査の方向性の決定、高校の卒業生調査の現実施項目の整理、卒業生調査項目の開発・検討、卒業生調査項目案のメンバーからの提示、調査校・調査項目の最終決定を行い、令和2年3月までに、調査高校用調査項目画面・用紙の作成・依頼、調査高校への調査実施方法のレクチャー、調査高校の調査実施、調査高校対象 セミナーの実施を行う予定であった。しかしながら、次項で述べるように、この後作業が計画通りに進まない事態が生じた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和元年10月、当初の想定に反し、依頼予定高校は期中で卒業生調査等の新規事業の実施が困難であることが判明した。全国の高校への説明会を行うにあたり、まずモデル高校の卒業生調査が不可欠なため、調査を次年度に延期する必要が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
調査項目の精度をあげるために、「調査項目案の検討」「桐蔭学園での卒業生調査の依頼」「調査校5校対象の卒業生調査項目の再検討」「海外IRの視察」を追加、「調査高校の調査実施」を延長して研究の遅れに対応することとしたが、令和2年3月からの新型コロナウィルスの感染拡大を受けて海外IRの視察は取りやめることとした。またセミナーをオンラインで実施する体制を再構築することで作業を進めることとした。
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