2021 Fiscal Year Annual Research Report
Design and operation study of a lesson study portal site for developing lesson study
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19H01726
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Research Institution | Okayama University of Science |
Principal Investigator |
藤本 義博 岡山理科大学, 教職支援センター, 教授 (60173473)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野内 頼一 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター研究開発部, 教育課程調査官 (00741696)
岡本 弥彦 岡山理科大学, 教職支援センター, 教授 (10367245)
藤枝 秀樹 国立教育政策研究所, 研究企画開発部, 教育課程調査官 (20741705)
益田 裕充 群馬大学, 共同教育学部, 教授 (30511505)
小倉 恭彦 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター研究開発部, 学力調査官 (30825998)
木原 俊行 大阪教育大学, 連合教職実践研究科, 教授 (40231287)
柴田 好章 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (70293272)
遠山 一郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター研究開発部, 教育課程調査官 (70806596)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 教員研修 / 教員養成 / 授業研究リレー / オンラインとオフライン / 指導と評価の一体化 / 中学校理科授業 / 授業改善 / 科学的な探究 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究1年目にGoogleが提供するClassroomで実証を行って授業研究リレーの成果を得たが、gmailに依存する環境のため利用しにくいことが課題となった。 研究2年目はビジネスチャットの一つであるslackをプラットフォームとすることで、ユーザーが日頃利用しているメールアカウントを変更することなく「授業研究ポータルサイト」で授業研究を進展できるように改善して授業研究リレーに取り組み、Slackを活用した授業研究ポータルサイトは、学校と外部組織の多様な他者との協働による授業研究を可能にし、有効に機能することが明らかとなった。 そこで、研究最終の3年目は、中学校理科教員に対する「指導と評価の一体化」および理科の授業における「科学的な探究の過程」の授業設計と実践の教員研修に取り組んだ。具体的には、岡山県総合教育センターが主催する教員研修でslackをプラットフォームとした「授業研究ポータルサイト」を2021年7月から2022年1月の期間継続して利用し、研修に参加した26名の教員のよる授業研究リレーに取り組んだ。その結果、「学校が異なる先生と同じ学年の同じ単元や題材の授業をともに進めて生徒の実態を情報共有することは授業改善を粘り強く続けるモチベーションになった。」と成果を得ることができた。 また、2022年4月から中学校理科教員に就く予定の10名の大学生に対して、slackをプラットフォームとした「授業研究ポータルサイト」を活用した理科の授業の板書指導案の協働編集に取り組んだ。具体的には、2022年1月8日にオフラインで板書指導案について解説した後、中学校3年間の理科の授業を分担し、それぞれが作成した板書指導案を「授業研究ポータルサイト」で協働編集に2022年3月10日まで継続して取り組み成果があった。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)