2021 Fiscal Year Annual Research Report
Advanced study on short X-ray transients with MAXI alerts
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19H01946
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Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
三原 建弘 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (20260200)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 宇宙科学 / 宇宙物理 / 国際宇宙ステーション(ISS) / MAXI |
Outline of Annual Research Achievements |
MAXI発信アラートで短時間X線閃光天体の研究を展開させるために、① 2009年から運用しているMAXIを継続して運用した。② MAXIによる新星の発見を行い、天体発見アラートをSwift/XRT、Nu-STAR、NICER、HXMTなどのX線天文衛星に通知した。MAXIとしては14個目のブラックホール発見となるMAXI J1803-298 を発見した。Be型X線連星パルサー新星 MAXI J0903-531、MAXI J0709-159を発見した。MAXI J0903はSwift衛星で追観測され、MAXI J0709はNICERとNuSTAR衛星で追観測された。従来のSwift衛星だけでなく、NICERやNuSTAR衛星も使用することで、追観測体制も充実してきた。特に、NuSTAR衛星は太陽近傍でも観測できるため、銀河中心付近を太陽が通過する12月には、MAXIの新星発見の追観測を行える唯一の装置となる。その他、既知天体の突発現象をATelに28件、ガンマ線バーストの検出をGCNに8件 報告した。ISS 「Payload Weekly Science Summary」に約2週間毎のレポート投稿を継続する(2021年は34件)とともに、きぼう利用のTwitterに情報提供を行うなど、速報による最新成果の情報を発信した。 ③ 発見3時間後からの追観測開始を目指して、NICERとの地上連携MANGAのスピードアップを図った、④ MAXI-NICERのISS機上連携(OHMAN)はアメリカ側の予算がつき、実現に向けて走り始めた。MAXIチームとNICERチーム、NASA/JSCとJAXA/有人利用センターの4者で定期的にテレコンを開いて進めた結果、2022年3月30日のincrement 67から軌道上OHMAN計画が実施される予定となった。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] A Comprehensive X-Ray Report on AT2019wey2021
Author(s)
Yao Y.、Kulkarni S. R.、Gendreau K. C.、Jaisawal G. K.、Enoto、Pike S. N.、Ng M、Remillard R. A.、Steiner J. F.、Negoro H.、Brightman M.、Lien A.、Wolff M. T.、Ray P. S.、Mukai K.、Wadiasingh Z.、Arzoumanian Z.、Kawai N.、Mihara T.、Strohmayer T. E.
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Journal Title
The Astrophysical Journal
Volume: 920
Pages: 121~121
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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