2022 Fiscal Year Annual Research Report
アミロイド形成を促す脂質‐蛋白質間相互作用の分子機構解明
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19H02669
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
乙須 拓洋 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (90564948)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 祥一 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (60250239)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 光退色後蛍光回復法 / 蛍光寿命 / 分子拡散 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は蛋白質ー脂質間相互作用など複数の分子が関与する生命現象における個々の分子の動態変化を定量的に解析することを目的とし,分子拡散の観点から解析を行う新たな分光手法の開発をおこなった.この手法は分子拡散計測として細胞生物学,分子生物学分野で広く用いられている光退色後蛍光回復法(FRAP)に蛍光寿命の情報を付与したものである.FRAPでは強高度レーザーで蛍光色素を含む試料の一部を光退色させたのち,退色部分の蛍光強度が分子拡散によって回復していく様を追跡することで,分子拡散に関する情報を得るものである.一方で我々が開発を行った光退色後蛍光寿命回復法(FLRAP)においては,光退色後の蛍光強度の回復に加え,蛍光減衰カーブの解析により蛍光寿命の回復を同時観測する.この利点は蛍光寿命の異なる複数の分子種の拡散計測を個々の蛍光寿命の情報をもとに同時解析可能な点である.この手法の開発により,蛋白質と脂質の拡散同時計測や脂質二重層膜を形成する2つの単層膜における単層膜特異的な脂質拡散計測を達成した.
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)