2019 Fiscal Year Annual Research Report
日本人における性ホルモン・骨代謝回転・骨量間関連の生理的・遺伝的研究
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19H03317
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
青柳 潔 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (80295071)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有馬 和彦 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 講師 (30423635)
前田 隆浩 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (40284674)
西村 貴孝 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (80713148)
安部 恵代 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (90372771)
中村 晴信 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (10322140)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 生理的多型性 / 骨粗鬆症 / 性ホルモン |
Outline of Annual Research Achievements |
受診者は男性119名、女性223名の計342名だった。血清テストステロン、エストラジオール、BAP(骨型アルカリフォスファターゼ)、TRACP(酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ)-5bを測定した。骨量は超音波測定法で測定し、骨量値としてスティフネス値を採用した。スティフネス値は骨量に加えて骨質も評価できるとされている。単相関分析を行った。男性において、年齢が高くなるに従って、有意に血清テストステロンは低く、スティフネス値は低かった。年齢とエストラジオール、BAP、TRACP-5bは有意でなかった。スティフネス値とテストステロン間に正の相関、BAP間に負の相関が認められた。スティフネス値とエストラジオール、TRACP-5b間には有意な相関は認められなかった。テストステロンとTRACP-5b間に正の相関が認められた。女性において、年齢が高くなるに従って、有意に血清テストステロンは低く、エストラジオールは低く、スティフネス値は低かった。年齢とBAP、TRACP-5bは有意でなかった。スティフネス値とテストステロン、エストラジオール間に正の相関が認められた。スティフネス値とBAP、TRACP-5b間には有意な相関は認められなかった。年齢、BMI、握力を調整した偏相関分析を行った。男性では、スティフネス値とBAP間に有意な負相関が認められたが、テストステロン、エストラジオール、TRACP-5b間には有意な相関は認められなかった。女性では、スティフネス値とテストステロン間に有意な正相関が認められたが、エストラジオール、BAP、TRACP-5b間には有意な相関は認められなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
R1年度は200名の調査を予定していたが、342名に対し調査が実施できた。対象に対して、血清テストステロン、エストラジオール、BAP、TRACP-5bの測定ができた。骨量は超音波測定法で測定できた。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度も、200名を対象に同様の調査を行う。
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Research Products
(5 results)