2021 Fiscal Year Annual Research Report
薬物組織移行・薬効・副作用の支配要因の変動を考慮したバーチャル臨床試験系の確立
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19H03392
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Research Institution | Josai International University |
Principal Investigator |
杉山 雄一 城西国際大学, 薬学部, 特別栄誉教授 (80090471)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉門 崇 横浜薬科大学, 薬学部, 准教授 (70535096)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 薬物間相互作用 / 生理学的薬物速度論モデル(PBPK) / 内在性バイオマーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
*VCS を用いたスタチン類の薬物相互作用による体内動態・薬効・副作用の変動予測:スタチン類に関 しては、既存のデータのみからVCS による個人間変動予測が可能と考えられる。そこで、既存のPBPK モデルに、個人間変動および遺伝子多型の影 響を組み込むことで、臨床データを再現できるか検証を行うことで、VCS の妥当性を確認することができた。(論文1 令和元年度実績報告書) *血漿中アルブミンとの結合の強いアニオン性化合物については、従来からのフリー体仮説では、肝臓への取り込みクリアランスの予測を行うことができないことが示された。そこで、細胞表面とアルブミンとの結合を考慮することにより、肝取り込みクリアランスをin vitroから予測する方法を提示した。 (論文2 令和元年度実績報告書) *肝臓における薬物の取り込みに関わるトランスポーターOATP1Bが、リファンピシンの繰り返し投与により誘導されることを、臨床試験のデータを基に生理学的薬物速度論(PBPK)モデルにより説明できた。 また、この効果を内因性のバイオマーカーの変動を基に記述することにも成功した。 (論文3 令和元年度実績報告書) *クラスターガウスニュートン(CGN)法を用いた計算を令和3年9月から延長して行うことによって、“薬物間相互作用(DDI)の精密予測のための内因性バイオマーカーの利用”に関する研究をより詳細にかつ精密に実施することが可能となった。OATP1Bの内因性バイオマーカーとなるコプロポルフィリンIのPBPKモデルを用いて典型的阻害剤によるバイオマーカーの変動を記述できるin vivo阻害定数(Ki)や誘導に関するパラメータを求める。in vivo阻害定数を求める過程において、CGN法の有用性が示された。(論文1 令和3年度実績報告書)
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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