2021 Fiscal Year Annual Research Report
Integrated understanding of dermatan sulfate through uncovering pathophysiology of musculocontractural Ehlers-Danlos syndrome
Project/Area Number |
19H03616
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
古庄 知己 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (90276311)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角田 佳充 九州大学, 農学研究院, 教授 (00314360)
岡田 尚巳 東京大学, 医科学研究所, 教授 (00326828)
野村 義宏 東京農工大学, 農学部, 教授 (10228372)
岳 鳳鳴 信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (20532865)
松本 健一 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (30202328)
上原 将志 信州大学, 医学部附属病院, 助教(診療) (30748108)
水本 秀二 名城大学, 薬学部, 准教授 (40443973)
三宅 紀子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 研究所, 疾患ゲノム研究部 部長 (40523494)
吉沢 隆浩 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 助教 (40713392)
渡邉 敬文 酪農学園大学, 獣医学群, 准教授 (50598216)
高橋 淳 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (60345741)
宮田 真路 東京農工大学, 農学部, 准教授 (60533792)
山田 修平 名城大学, 薬学部, 教授 (70240017)
高野 亨子 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (70392420)
笠原 優子 日本医科大学, 医学部, 助教 (90391911)
山口 智美 信州大学, 医学部附属病院, 助教(特定雇用) (90802835)
林 正徳 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (20624703)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 筋拘縮型エーラス・ダンロス症候群 / デルマタン硫酸 / マウスモデル / iPS細胞 / 包括的病態解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
筋拘縮型(古庄型)エーラス・ダンロス症候群(Musculocontractural Ehlers-Danlos Syndrome;mcEDS)は、CHST14変異(mcEDS-CHST14)またはDSE変異(mcEDS-DSE)による全身性のデルマタン硫酸欠乏に基づき、発生異常(先天性多発関節拘縮、内臓・眼などの先天異常)、進行性の結合組織脆弱性(皮膚過伸展性・脆弱性、全身関節弛緩・脱臼・変形、巨大皮下血腫)を特徴とする疾患で、研究代表者が発見し、疾患概念を確立、世界の研究をリードしてきた。本研究は、ALL JAPANの関連領域研究者による横断的研究体制を基盤に、患者由来組織、iPS細胞、マウスモデルを用いたmcEDSの包括的病態解析を通じて、全身性のデルマタン硫酸欠乏が、細胞・組織・臓器レベルで及ぼす影響を統合的に解明することを目的としている。次世代シークエンスによる新規患者のスクリーニング体制が稼働している。国際共同臨床調査(48家族66患者)の成果を発表した(Minatogawa et al., J Med Genet, 2021)。世界最大のコホートを有する信州大学医学部附属病院において、脊椎病変・上肢病変の臨床調査を開始した。CRISPR/cas9法によるモデルマウス作出に成功し表現型を解析した(Nitahara-Kasahara et al., Dis Model Mech, 2021)。また、マウスモデルの筋病変およびその発症機序の一端を解明した(Nitahara-Kasahara et al., Front Cell Dev Biol, 2021)。さらに、マウスモデルの皮膚病変および骨格病変の実態とその発症機序を探索する研究を継続している。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(26 results)