2021 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation for mechanism of the nasal mucosal cell sheet in middle ear regenerative therapy
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19H03806
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
小島 博己 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (60234762)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 和央 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (50408449)
森野 常太郎 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00796352)
葛西 善行 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (60813889)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 鼻腔粘膜細胞シート / 再生医療 / 作用機序 / 動物実験 / 移植後の機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
中耳真珠腫の根治のために乳突削開鼓室形成術が実施されるが、手術により中耳粘膜が広範囲に欠損してしまった場合、中耳腔の含気不良にともなう病態の再燃 や手術後の聴力低下が生じる。我々は、自己の鼻腔粘膜を細胞ソースとした培養鼻腔粘膜上皮細胞シートを患者本人に移植する新規治療法を開発し、臨床応用に成功している。本研究は、鼻腔粘膜細胞シートの移植/接着後の作用機序の解明に取り組む研究課題である。 昨年度Sci Rep誌に報告した、研究を応用し、5日以上保存した鼻腔粘膜組織からも細胞シートの作製に成功したとともに、2日間保存した細胞シートにおいてもコラーゲンゲルに接着して広く進展した。この成果について学術論文として報告した。(Kasai Y, et al. Front Bioeng Biotecnol, 2021)。 さらに、気相化培養によって鼻腔粘膜上皮細胞に線毛細胞および分泌細胞を形成する技術について、本研究においても確認することに成功した。これより、本鼻腔粘膜細胞シートに線毛細胞や分泌細胞への分化能が備わっているかの解析が進んでおり、in vitro解析をさらに発展させる研究へとつながった。 また、臨床試験において、6例移植した鼻腔粘膜細胞シートの臨床的な効果や安全性について評価した結果について学術論文として報告した(Yamamoto K, et al. Regen Ther, 2021)。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)