2022 Fiscal Year Annual Research Report
加齢性運動器疾患の大規模分子疫学コホート研究10年後フォローアップ
Project/Area Number |
19H03897
|
Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
中村 和利 新潟大学, 医歯学系, 教授 (70207869)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 明美 新潟リハビリテーション大学(大学院), 医療学部, 教授 (10735012)
渡邊 慶 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40597671)
伊木 雅之 近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)
渡邊 裕美 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (50325479)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 運動器疾患 / コホート研究 / フォローアップ / 加齢 / 社会医学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、村上市における10年後アンケート調査の回収を行い、5733件(回収率5733/10206=56.2%)のデータを得た。関川村での調査(2246発送1169回収)を合わせると、全体の回収率は6902/12452(55.4%)であった。現在村上データの入力を行っている。また、村上市において血液検体収集も行った(1349検体)。関川村については、採血が秋に変更されたまま変わらないので、血液検体収集を断念した。症例の追跡調査に関しては、骨粗鬆症性骨折、変形性膝関節症の新規発生および要介護認定者発生数を予定通り調査した。毎年のアウトリーチ活動である8月の第17回「村上・岩船地域の医療を考えるフォーラム(村上市)」での講演は、直前の関川村上豪雨災害の影響で中止になった。また今年度から、サルコペニア予防の目的で、サブグループにおいて特定健診の場で筋量・握力測定を行った。この測定調査に関しては、関川村で2021年秋に予備調査を行い、村上市の特定健診8会場で2022年の5,6月に本調査が行われた。四肢の筋量測定はインピーダンス式体組成計により行い、握力値と共にサルコペニアの有無を診断した。参加者のうち、両項目の測定を完了した人数は2252人(男性889人、女性1305人)であった。参加者の平均年齢は男性73.1歳(標準偏差7.0歳)、女性71.2歳(標準偏差7.5歳)であった。原著論文に関しては「身体活動のレベルと転倒リスク」の論文を報告した。
|
Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(2 results)