2021 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a multi-professional collaborative program to support the transition of family roles including children with chronic diseases
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19H03945
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
本田 順子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (50585057)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 未久 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (20771132)
粟野 宏之 神戸大学, 医学研究科, 特命教授 (30437470)
福井 美苗 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (70882207)
宮脇 郁子 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (80209957)
山口 智子 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (80843052)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 小児 / 親子 / 慢性疾患 / 相互作用 / 意思決定 |
Outline of Annual Research Achievements |
慢性疾患を持つ子どもと保護者との相互作用を検討するための系統的レビューを実施した.特に,今年度は,1型糖尿病の青年期における血糖コントロールに対する親の関与の効果についてのスコーピングレ ビューを実施し,14件の論文を分析した結果、直接的または間接的な親の影響に基づいて分類された.いくつかの研究では、「アドヒアランスに対する親のサ ポート」と「親の葛藤」がHbA1cコントロールに有意に影響することを示していた.また,昨年度から引き続き実施予定であった慢性疾患を持つ子どもと保護者としたインタビュー調査については,コロナパンデミックの影響が続いており,新たなデータ収集が難しいため,既存のデータ分析を異なる理論やモデルを用いながら分析を深めた.学童期に1型糖尿病を発症した患者のインタビューデータを「こどものセルフケア看護理論」を参考に分析した結果,こどものセルフケア能力の向上と,親のセルフケア補完の減少との関係のプロセスを具体的に明らかにすることができた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナ感染症のパンデミックに伴い、感染予防の観点から医療機関では他施設の者の入場規制や医療スタッフとの接触制限が実施され、調査を依頼したり、インタビュー調査を実施することが難しかった。療施設、医療従事者が研究協力できるような状況ではなく、予定していたインタビュー調査が完了していない。文献調査だけでは、研究の質を担保できないため、インタビュー調査の継続・追加が必要である。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度はインタビュー調査を実施し、まとめる予定であったが、新型コロナ感染症の長期化で予定より調査の状況も遅延し、さらに12月23日より流行性の感染症のパンデミックが重複し、医療機関の状況が緊迫したことにより協力機関や医療者の協力が得られず、インタビュー調査依頼及び実施ができなくなった。そこで、流行性感染症の患者数が落ち着く3月ごろまで現状のデータ分析をし、4月より再度日程調整した上で6月よりインタビュー調査を再開する。
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