2023 Fiscal Year Annual Research Report
循環器疾患の子どもへの看護実践力を高めるwebを活用した学習システムの構築と検証
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19H03947
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Research Institution | Yamanashi Prefectural University |
Principal Investigator |
宗村 弥生 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (10366370)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 純子 淑徳大学, 看護栄養学部, 教授 (30344972)
水野 芳子 東京情報大学, 看護学部, 准教授 (20730360)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 先天性心疾患 / 小児看護 / 看護実践力 / web学習 / 小児循環器 / 学習システム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、基礎的研究結果をもとにしてwebを活用した学習システムを構築し、循環器疾患の子どもへの看護実践力を高める学習方法としての妥当性を検証することである。最終年度となる2023年度は、研究期間に作成した学習教材およびwebサイトの精選と活用、教材の作成、および学習プログラムとしての総評価を行うため、以下の研究を実施した。 1.循環器疾患の子どもの看護研修オンデマンド配信と学習教材としての評価:2022年度までに11回開催したオンライン研修のうち5回を選択し、学習目標と確認テストをつけ学習教材として再構成した。web会員とサイト、全国の施設へ参加者を募り、一定期間オンデマンド配信をした。web学習としての妥当性については、継続率、視聴期間、受講者数、受講者のアンケート自由記載等で評価した。実践力についてはデルファイ調査で抽出された実践項目の達成度の得点を受講前後で比較した。390名が受講し、210名が5回16コンテンツの受講を修了し、実践項目の達成度の得点は受講後に向上した。 2.心臓病の子どもの看護を学ぶ学習サイト(カテ子ネット https://kateko.jp/)の情報更新と最終評価:前年度に引き続き、Q&Aや研修会の情報を更新した。ログイン数と会員登録者数は前年度よりさらに増加した。このサイトより学習教材や研修会の情報を得た看護師も多くおり、サイトは情報共有の場となったと思われる。 3.リーダー看護師との意見交換:これまで開催したweb研修会参加者からの要望が多かった循環器疾患の子どもの看護における鎮静について、リーダー層の看護職者向けの研修会を東京、大阪の2か所で開催で開催した。参加募集や開催後の情報共有はwebサイトに更新した。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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