2019 Fiscal Year Annual Research Report
周産期医療におけるダイバーシティフレンドリーヘルスケアプログラムの開発と評価
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19H03952
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
五十嵐 ゆかり 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30363849)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
明石 純一 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (30400617)
岡 美雪 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (40824199)
下田 佳奈 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70803774)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ダイバーシティ / 多文化共生 / 外国人 / 教育プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年は、ダイバーシティフレンドリーヘルスケアプログラムの各群(研修群、e-learning群、冊子群)のプログラムの概要と教材を作成した。 まず、研修群では、ロールプレイに使用する多言語冊子「ママと赤ちゃんのサポートシリーズ」を12言語(中国語、韓国語、ベトナム語、タガログ語、ポルトガル語、ネパール語、インドネシア語、英語、タイ語、ロシア語、フランス語、ドイツ語)で作成した。これは研修群で使用するだけではなく、広く多くの保健医療施設で使用してもらうためHPに掲載し、ダウンロードできる形式にした。 また研修群では、シミュレーションも計画しており、そのプログラムに参加する模擬患者の育成のため、多様なヘルスケアのための外国人模擬患者協会(Association of International stimulated patients for multicultural healthcare :AISPA:アイスパ)も開始した。この団体は、今回の研修だけではなく、ほかの研修においても外国人模擬患者として活動することを見据え、HPも立ち上げた。e-learning群は、動画を使用するため教材となる場面の検討を行った。 冊子群は、研修群とともにプログラム内容を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度の計画はプログラムの作成と基礎調査であった。しかし、基礎調査を行う準備がと整わず、当初の計画より遅れてしまった
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Strategy for Future Research Activity |
基礎調査が進められるように研究倫理審査委員会への計画書の提出および医療施設のリクルートを行う。
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