2019 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation of pathophysiology and creation of definitive diagnostic criteria in of sarcopenic dysphagia
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19H03979
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
若林 秀隆 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (80508797)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
糸田 昌隆 大阪歯科大学, 医療保健学部, 教授 (10624984)
貴島 真佐子 大阪歯科大学, 医療保健学部, 講師(非常勤) (40838091)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | サルコペニア / 摂食嚥下障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
サルコペニアの摂食嚥下障害の様々なセッティングでの有病割合およびリスク因子を調べるための、多施設データベース研究を開始した。サルコペニアの摂食嚥下障害ワーキンググループおよび日本リハビリテーション栄養学会で、データ収集に協力してくださる研究者を募集して、最終的に20名がデータ収集に協力してくださることになった。RedCapを使用して、収集するデータを決めて、データベースを構築して、データ収集を開始した。収集するデータ項目は、初回評価時はサルコペニアの摂食嚥下障害の有無、全身のサルコペニアの有無、摂食嚥下障害の原因疾患、年齢、性別、嚥下障害の重症度(藤島の摂食嚥下レベル)、栄養状態(GLIM基準)、日常生活自立度(FIMもしくはBarthel Index)、呼吸機能(酸素の有無と程度、人工呼吸器管理、気管切開)、膀胱直腸機能、腎臓機能(eGFR)、糖尿病、高血圧症、ポリファーマシー(使用薬剤数、潜在的に不適切な薬物使用の有無)、脳卒中、認知症、褥瘡、心不全の有無などとした。当初は横断研究のみと考えていたが、フォローアップ時の嚥下機能、ADL、転帰もデータ収集して、横断研究+コホート研究で実施することにして、データ収集を開始した。データ収集は2020年度まで継続する予定である。 一方、超音波エコーによる嚥下関連筋の筋肉量・輝度の変化を継時的にみる症例報告に関しては、2019年度には実施できなかった。2019年度は、超音波エコーによる嚥下関連筋の筋肉量・輝度の評価に習熟することにとどまった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
サルコペニアの摂食嚥下障害の多施設データベースに関しては、おおむね順調に進展している。一方、超音波エコーによる嚥下関連筋の筋肉量・輝度の変化を継時的にみる症例報告に関しては、超音波エコーによる嚥下関連筋の筋肉量を評価する手技の習得に時間を要したため、実施できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
サルコペニアの摂食嚥下障害の多施設データベースに関しては、データ収集を継続する。 一方、超音波エコーによる嚥下関連筋の筋肉量・輝度の変化を継時的にみる症例報告に関しては、超音波エコーの手技を習得したうえで症例報告を行う。
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