2021 Fiscal Year Annual Research Report
An audio-visual software space creating a global scale sense of unity over the Internet
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19H04091
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
江崎 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (60311643)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
砂原 秀樹 慶應義塾大学, メディアデザイン研究科(日吉), 教授 (20206577)
塚田 学 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (90724352)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | インターネット映像音声 / Software Defined Media / Linked Open Data / デジタルツイン / AR/VR |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、一方向性の強い現在の大規模メディアから転換し、会場と大規模かつ分散する観客のインタラクションを支援することで、音楽ライブへの参加体験を抜本的に転換させるメディア・プラットホームを創出することである。新型コロナウイルスが世界で流行し、多くの人々がリモートワークをするようになり、遠隔コラボレーションをする機会が増えた。例えば、かつて対面で行っていた会議は、ZoomなどのWeb会議アプリを使って、遠隔で行う頻度が増えた。しかし、音楽の合奏などの、高品質な同期が必要な通信では、Zoomのようなサーバー・クライアント通信を使ったWeb会議アプリでは遅延が大きく、満足のいく活動ができない。この問題に対応するため、宅内ネットワーク同士をP2Pで結ぶことで、遅延を減らすアプリケーションが登場している。 例えば、YamahaのSyncroomは、宅内ネットワーク同士をP2Pでメッシュ接続することで、最大五人でリモート合奏をすることができるアプリケーションである。しかし、このアプリケーションはネットワークの性能によってはうまく動かないことも多く、広く普及するに至っていない。普及に先駆けて、宅内ネットワーク間の性能計測を広く行い、実態を把握することが重要である。専用ハードや専用ソフトを使うことなく、WebRTCにより宅内ネットワーク間の性能を簡単に計測するツールを開発し、実際のインターネットで計測した。本研究の成果は、AINTEC2021で発表した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)