2021 Fiscal Year Annual Research Report
無線LANを用いた車載APの広域被覆配置による広域高速大容量通信
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19H04093
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
村瀬 勉 名古屋大学, 情報基盤センター, 教授 (10530941)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小畑 博靖 広島市立大学, 情報科学研究科, 准教授 (30364110)
金井 謙治 早稲田大学, 理工学術院, 次席研究員(研究院講師) (40732160)
甲藤 二郎 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70318765)
塩田 茂雄 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (70334167)
計 宇生 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 教授 (80225333)
策力 木格 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (90596230)
宮田 純子 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (90633909)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 車両搭載AP / IoT / V2X / アドホックネットワーク / ユーザ移動 / 情報拡散 / AP選択 / 輻輳制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
【課題1】車の移動制御・最適ルート誘導制御について;(c)車の速度が均一で は無い場合、などといった、より現実に近いモデルを用いた制御法を確立した [学会発表済み:以下単に発表]。 前年おける (b)基本的なモデル(車の速度が均一)の 検証により明らかになった ルート制御を発展させ、このモデルを拡張すること で、均一では無い場合の評価 を行った [発表] 。基本的なモデ ルでは、交差点などで同時に車両が移動する(現実モデル では衝突する)と行っ た仮定が置かれていたが、衝突を起こさないように、順次 交差点に進入するモ デルに拡張した [発表] 。 【課題2】干渉緩和技術・最適AP選択技術について; 複数のAPが近接した場合でも、干渉による通信品質劣化を最小限にし、なおかつユー ザがAPを選択する制御を提案し、定量評価にて性能を明らかにした [発表] 。干渉緩和技術・最適AP選択技術においては、(d) APの使用/不使用の制御、 APへの接続可否制御、APへの負荷分散制御を提案した [発表] 。 【課題3】高速短時間通信技術 課題3では、移動している車(すなわち通過する 車)に対して、データ送信イベントが発生する前に予め制御情報を拡散することで、移動端末による 情報配信に要する時間を大幅に短縮可能なデータ送信技術を提案し、定量的にその効果を 確認した [発表] 。 高速短時間通信技術においては、(g)IEEE802.11adのミリ波通信方法の移動通信 における性能を評価した [発表] 。さらに、(h)TCP技術におい て、短時間でスループットを 確保するための高信頼高速TCPプロトコル技術を開 発した [発表] 。 また、課題1~3において、 WI-FiとWi-Fi以外の通信(BLEなど)が共存する場合の電波伝搬特性や干渉の影響 を調査した [発表]。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(45 results)