2022 Fiscal Year Annual Research Report
Construction of a dialogue data collection platform by gamification and its application to situated dialogue
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19H04167
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
徳永 健伸 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (20197875)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横野 光 明星大学, 情報学部, 准教授 (60535863)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 対話コーパス / アノテーション / 対話システム / ゲーミフィケーション / クラウドソーシング |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度までに構築した対話収集データ基盤DDCraft上で動作させるゲームとして,1990年代にEdinbourgh大学で構築されたマップタスク・コーパスを作成するための地図課題を参考にしてMansion Taskを実現した.Mansion Task は協力的なタスク指向型対話を収集することを目的とした二人用のタスクで,プレイヤーはそれぞれ内容が一部異なる地図を渡される.地図には部屋の配置とゴール地点,更にゴールに到達するために行うべき複数のサブタスクの情報が記されている.プレイヤーの目的はこれらのサブタスクを達成し,ゴールに辿り着くことである.各サブタスクは対話を誘発するために二人が協力しないと達成できないよう設定されている.今回は特に状況付けられた対話の特徴の一つである参照表現の誘発を目的としたサブタスクを設定した.Mansion Taskを用いて状況付けられたタスク指向型対話の収集実験をおこなった.その結果として,ゲーミフィケーションにより作業者が動機づけられることや,DDCraftを用いることで状況付けられた対話を周辺情報と共に収集できることが確認できた. 構築したデータ収集基盤に関して,2022年5月Marceilleで開催されたThe 13th Language Resources and Evaluation Conference (LREC 2022)に併設されたThe Games and Natural Language Processing Workshopで招待講演「Collecting dialogue data using Minecraft - Gamification platform for building corpus -」をおこなった.
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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