2023 Fiscal Year Annual Research Report
解釈可能なAIシステムの実現に向けたナレッジグラフに基づく推論・推定技術の体系化
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19H04168
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Research Institution | National Agriculture and Food Research Organization |
Principal Investigator |
川村 隆浩 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業情報研究センター, 副センター長 (10426653)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古崎 晃司 大阪電気通信大学, 情報通信工学部, 教授 (00362624)
江上 周作 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究員 (20846000)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ナレッジグラフ / 機械学習 / 論理推論 / 解釈可能性 / 説明可能性 / オントロジー / セマンティックWeb / 人工知能 |
Outline of Annual Research Achievements |
本課題では、解釈可能なAIシステムの実現を目指して推理小説をナレッジグラフ化したデータセットを公開し、理由付きで犯人を推理することをタスクとして、オープンサイエンス形式による論理推論や機械学習技術の深耕・体系化を実施している。 最終年度となるR5年度は、5年間の活動の集大成として12月に東京にて12th International Joint Conference on Knowledge Graphs (IJCKG 2023)を5年ぶりに国内開催(ハイブリッド)し、約100名の参加者によって活発な議論が行われた。同時に、特に解釈可能なAIにフォーカスした国際ワークショップ2nd International Workshop on Knowledge Graph Reasoning for Explainable Artificial Intelligenceも併催した。チャレンジ(技術コンテスト)としては、昨今の生成AIの普及によるAI分野のパラダイムシフトを踏まえ、テーマを生成AIを用いたナレッジグラフの構築に変更し、3月に国内版を実施した。生成AIのハルシネーション問題へのアプローチとしてナレッジグラフを用いるアイデアなどさまざまな技術が提案された。また、2023年度人工知能学会全国大会にて論文発表を実施、2024年度人工知能学会では企画セッションを実施する予定である。 さらに、推理小説を離れて本技術の社会実装を進めるべく、高齢者の危険行動予知をタスクとした実社会版ナレッジグラフ推論チャレンジも第2回を国際会議18th IEEE International Conference on Semantic Computing (ICSC2025)と併催で2月に開催した。本研究課題は終了するが、上記活動の中で研究開発を継続していく予定である。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(13 results)
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[Presentation] 家庭内の日常生活動画とイベント中心知識グラフの同時生成 ― ナレッジグラフ推論チャレンジ【実社会版】の開催に向けて ―2023
Author(s)
江上周作, 鵜飼孝典, Swe Nwe, Nwe Htun, 太田雅輝, 大野美喜子, 北村光司, 松下京群, 古崎晃司, 川村隆浩, 福田賢一郎
Organizer
第37回人工知能学会全国大会論文集3G5-OS-24b-03
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