2020 Fiscal Year Annual Research Report
A study of community-based aquatic resource management that takes into account 'outsiders' in African inland waters
Project/Area Number |
19J01581
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Research Institution | National Museum of Ethnology |
Principal Investigator |
稲井 啓之 国立民族学博物館, 人類文明誌研究部, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Keywords | 水産資源管理手法 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、COVID-19の世界的流行により、現地調査に行くことができなかった。前年度より引き続き、現地の研究者や研究協力者などと連絡を取りあい、取得しうるデータの入手を図った。また、文献研究によって水産資源管理手法に関する先行研究を収集、整理したうえで新たな可能性に関する検討をし、研究基盤の強化をはかった。そして、現地調査で実施予定であったドローン空撮による漁場地図および調査地の地図作成のための方法論の実践的習得を実施した。また、現地の調査助手からの調査地の状況を把握することで、次年度にむけた現地調査の基盤強化を図った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究は、現地での実態調査を元にして実施するものである。しかし本来であれば、本年度に本研究の是非を検討するデータを入手できているはずであったが、COVID-19の世界的流行のために、現地への渡航がでなかった。そのため、調査は滞っている。 また、現地調査の代替として、水産資源管理手法に関する先行研究を収集、整理し、研究基盤の強化を図った。そして、ドローン空撮による漁場利用地図および調査地の地図作成のために文献研究を実施し、方法論の構築を進めた。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19の感染対策状況によって調査が実施できる可能性を見つつ、引き続き、現地の研究者や研究協力者と連絡を取りあい、取得しうるデータの入手を図る。 また、文献や資料等による研究基盤の強化とドローン空撮をもちいた漁場利用地図と調査地の地図の作成に関する実践的研究を進めていく予定である。
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