2021 Fiscal Year Annual Research Report
抗がん剤感受性を決定するアクチン動態の解析および新規治療標的の同定
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19J21096
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Research Institution | Konan University |
Principal Investigator |
杉本 渉 甲南大学, フロンティアサイエンス研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Keywords | アクチン / p53 / カスパーゼ / 核アクチンファイバー |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度も昨年度と同様に、新型コロナウイルス感染症流行の影響で原則出張が禁止されるなど、研究活動が制限された。そこで本年度においても、当研究室内で行うことのできる核アクチンファイバーの形成メカニズムを解明する研究を重点的に進めた。昨年度までの研究成果によって、核アクチンファイバーの形成にはp53やその下流で働くカスパーゼの活性が重要である可能性が考えられた。そこで、カスパーゼ遺伝子に対するsiRNAや変異体遺伝子の導入、阻害剤などの薬剤添加によって遺伝子発現や活性の制御を行い、それによって核アクチンファイバーの形成にどのような影響があるのかについて解析を行なった。その結果、いくつかのカスパーゼ遺伝子の活性低下に起因して、核アクチンファイバーが形成されるということが明らかとなった。またその際、各種カスパーゼ選択的阻害剤を用いることで、核アクチンファイバーの形成において、カスパーゼの下流で働く候補分子の同定にも成功した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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