2020 Fiscal Year Research-status Report
明治後期における戦争画の移入と展開:トモエ会の活動を中心に
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19K00181
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Research Institution | Meisei University |
Principal Investigator |
向後 恵里子 明星大学, 人文学部, 准教授 (80454015)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 美術史 / 受容 / 戦争画 / 戦争のイメージ / イメージ論 / 視覚文化論 / 表象文化論 / メディア文化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、19世紀から20世紀初頭、明治時代後期における戦争画について、その西洋からの受容およびメディアを横断する展開を、洋画の画派であるトモエ会の活動を中心に考察するものである。 当該年度においては全期間にわたって育児休暇を取得し、研究を中断したため、実績はありません。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当該年度においては全期間にわたって育児休暇を取得し、研究を中断したため、当初の計画から遅れている。それにともない、研究期間の延長を申請している。
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Strategy for Future Research Activity |
育休による研究中断期間を経て、研究をめぐる状況が新型コロナウイルスの流行により大きく変わってしまった。とくに、計画申請時には海外調査を念頭に置いた予算立てをしていたが、現在のコロナの流行下においてはその機会を設けることが数年先になる可能性がある。したがって、研究期間前半の旅費として計画していた予算をオンラインでのデジタル・アーカイブの調査および海外の文献の取り寄せ・購入にふりかえる。海外渡航の可能な状況になり次第、最小限だが必然性の高い調査を計画する予定である。
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Causes of Carryover |
2020年度は全期間にわたって育休を取得し、研究を中断したため。
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