2023 Fiscal Year Research-status Report
Is the third minamata disease an "illusion"?
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19K00286
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Research Institution | Kumamoto Gakuen University |
Principal Investigator |
高峰 武 熊本学園大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (40834172)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 ゆかり 熊本学園大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (10548564)
田尻 雅美 熊本学園大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (70421336)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 水俣病像 / 医学 / 汚染 / 拡大 / 政治 / 苛性ソーダ / 認定 / 基準 |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナ禍のために中断していたインタビューなどを少しずつ進めることができた。収集した資料の整理も集中的に行い、分類を済ませたことで、不足分の確認なども行うことができた。 また水俣フォーラム(本部・東京)主催の「水俣福岡展」では2023年11月、第三水俣病をめぐる特別講演も行い、2023年11月11日付の朝日新聞に講演録が掲載され、関心を集めた。 その後の調査でインタビューを行う予定の人物の連絡先が判明したので、この人物のインタビューも東京で行うという確約もとれた。また水俣病をめぐる問題も現在進行形で、こうした新しい情報も最終レポートには盛り込む予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現時点での進行状態は約80%が終了したと自己評価している。最終年度はその再点検と残された課題を克服していきたい。
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Strategy for Future Research Activity |
インタビューを複数回行うほか、テープ起こしで残っているものを完成させたい。またこれまでに収集した資料も再点検して、再調査が必要なものは積極的に取り組みたい。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のために計画した調査や資料の収集、インタビューができなかったことが一番大きな原因である。 こちらの準備もそうだが、インタビュー相手もなかなかタイミングが合わなかった。
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