2023 Fiscal Year Annual Research Report
Historical Semantic Change in Japanese Sign Language, Taiwan Sign Language and Korean Sign Language
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19K00592
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| Research Institution | National Museum of Ethnology |
Principal Investigator |
相良 啓子 国立民族学博物館, 共創促進研究国立民族学博物館拠点, 特任助教 (90748724)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 大介 豊田工業大学, 工学部, 教授 (00329822)
菊澤 律子 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 教授 (90272616)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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| Keywords | 歴史言語学 / 意味の変化 / 手話言語学 / 日本手話 / 台湾手話 / 韓国手話 |
| Outline of Annual Research Achievements |
令和5年度は、コロナ感染状況も落ち着き、これまでできていなかった韓国および台湾での言語調査を実施し、韓国手話および台湾手話のデータ収集を行うことができた。これにより、同じ語形をもつ語が、それぞれの言語でどのような意味で使われているのかについてより明らかにし、各言語間での意味の変化および文法化について分析を進めている。また、学術図書の助成金を得て、『日本手話の歴史的研究』(ひつじ書房)の書籍を出版し、その中で、意味の変化についても取り上げ、研究内容を公開することができた。 国際的な場での研究発表としては、9月には、スコットランドのヘリオットワット大学で、10月には、台湾、国立中正大学の手話言語学科におけるセミナーで、研究内容を共有し、議論を行った。その中で、台湾手話に関しては、台湾手話と日本手話で同じ語形をもつ語が、中国語および中国手話からの影響を強く受けたことによって、異なる意味で使われるようになったことが推測された。たとえば、台湾手話の「できる」「だろう」の語は、同じ語形が使われているが、これは中国語および中国手話でも同様で、台湾手話と共通している。韓国手話についても韓国語からの影響を受けて意味が変化している語がみられた。今後より多くの例を提示することにより、それぞれの語の意味の変化をより具体的に示すことが可能となる。 研究分担者の原とは、「言語接触」についての英語での原稿を執筆中であり、令和6年度に書籍が刊行される予定である。ほかに、『「よく見る人」と「よく聴く人」-共生のためのコミュニケーション手法-』を広瀬と共著で出版し、言語変化についても言及し、一般の方にも理解できるようわかりやすく説明した。
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