2023 Fiscal Year Annual Research Report
ラオス・ポンサーリー県におけるチベット・ビルマ系危機言語の研究
Project/Area Number |
19K00602
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
加藤 高志 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (20377766)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | ラオス / 危機言語 / チベット・ビルマ |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年8月の調査の内容は以下の通りである。ポンセット語については、村がもう1村(ソンブーン村)があることが判明したため、ソンブーン村の話者に対して、303項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。ポンセック村の話者に対しては、調査の進捗状況に応じて語彙調査を行った。ムチ(ワニュ)語については、これまでの調査村であるムーチーナンポーク村において、調査の進捗状況に応じて語彙調査を行った。加えて、新たにムーチーフアイサーン村、カーオサーン村、アイチョー村において、303項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。クー語については、5つの村(方言)において、調査の進捗状況に応じて語彙調査を行った。 2023年12月から2024年1月の調査の内容は以下の通りである。ムチ語について、ムーチーナンポーク村、アイチョー村、ムーチーフアイサーン村、ムーチーナンポーク村、チューヤー村において、調査の進捗状況に応じて語彙調査を行った。また、アイチョー村の近くにある村のアカ・オマ語の話者に対して、303項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。 2024年3月の調査の内容は以下の通りである。ポンセット語については、ポンセック村とソンブーン村において、調査の進捗状況に応じて語彙調査を行った。ムチ(ワニュ)語語については、ムーチーフアイサーン村、トゥーカー村、イプチン村において、調査の進捗状況に応じて語彙調査を行った。クー語については、3つの村(方言)において、それぞれの方言の調査の進捗状況に応じて語彙調査を行った。また、ムーチーフアイサーン村の隣の村のラーオパーン語の話者に対して、303項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。さらに、ムーチーナンポーク村の近くにある村のアカ・ウパ語の話者に対して、303項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。
|
Research Products
(1 results)