2022 Fiscal Year Research-status Report
A sociolinguistic study of the Dagur language in the Moridaba area, Inner Mongolia Autonomous Region of China
Project/Area Number |
19K00608
|
Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
包 聯群 大分大学, 経済学部, 教授 (40455861)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
呉人 徳司 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (40302898)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | ダグル語 / 危機言語 / 言語接触 / 言語変異 / 言語シフト / 混合言語 / コードスイッチング / 言語継承 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度において、現地調査を実施することができなかったものの、収集したデータの整理や分析作業を行い、関連論文(包/井上2023)を『現代中国における言語政策と言語継承』(第7巻)に掲載した。また、通信アプリウィチャット(WeChat)を活用し、研究協力者に連絡を取り、ダグル語の使用現状を把握している。2022年5月28日に基盤Bと共同で、「第十一回 日中国際ワークショップ」をハイブリットにて開催した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ほぼ目的に達成していると言える。代表者は研究協力者に依頼をし、録音と録画による物語のデータも収集した。 分担者は現地調査を実施し、ダグル語のデータを取る予定があった。ただし、2022年度にもコロナウイルス感染症が収まらず、実現できなかった。そのため、確認すべき事項を確認できず、やや遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
資料の分析やまとめを行い、今度中に終了する予定である。 分担者のほうで確認し分析すべき事項があるため、引き続き当作業に集中する。研究代表者は、収集したデータのまとめをし、研究成果を発信する。
|
Causes of Carryover |
2022年度にもコロナウイルス感染症が収まらず、分担者が研究計画通りに研究対象国である中国に行き、ダグル語の現地調査を実施することができなかったため、次年度使用額が生じた。次年度は科研費を利用し、中国に行き、ダグル語の一次資料を収集し、研究成果をまとめるなどの費用に使用することを計画している。
|
Research Products
(10 results)