2023 Fiscal Year Annual Research Report
アメリカ英語の普及と英語の多様性の認識に20世紀映像メディアが与えた影響
Project/Area Number |
19K00688
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Research Institution | Kyoto Prefectural University |
Principal Investigator |
山口 美知代 京都府立大学, 文学部, 教授 (50259420)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 めぐみ 成蹊大学, 経済学部, 教授 (50339587)
渡辺 宥泰 法政大学, グローバル教養学部, 教授 (60240529)
出口 菜摘 京都府立大学, 文学部, 教授 (80516138)
後藤 篤 京都府立大学, 文学部, 准教授 (70761980)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | アメリカ英語 / ハリウッド映画 / 英語の変化 / 多様性 / 映像メディアの英語 / 世界諸英語 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究の総括として研究代表者山口美知代は単著『ハリウッド映画と英語の変化』(開拓社)を刊行し、ハリウッド映画における英語の変化について、発音・語彙・言語観の側面を中心に考察を行った。また、共著書『カリブ海の旧イギリス領を知るための60章』(明石書店)においてカリブ海の英語映画(『ウェンディ』『ハーダー・ゼイ・カム』他)に関する考察を行った。また、共著書『World Englishes入門』(昭和堂)では「中華世界の英語」「カリブ海の英語」の章を執筆し、映像メディアと英語に関する考察を行った。研究分担者小林めぐみは共著書『World Englishes入門』で「韓国の英語」の章を執筆し、映像メディアの英語に関する考察を行った。また言語教育エキスポ2024では『映画で授業をする』シンポジウムで「World Englishesへの理解を促す映画利用」について発表した。研究分担者渡辺宥泰は日本英語文化学会で、日本語訛りの英語の指標性についての口頭発表を行い、Cultures and Communication誌に"The indexicality of Japanese-accented English among Japanese ELF users"を発表した。また、日本ニュージーランド学会研究会でニュージーランド映画におけるニュージーランド出身でない俳優のニュージーランド英語について考察を行った。研究分担者後藤篤は発表「『ティファニーで朝食を』にみる日本人へのまなざし」を京都府立大学リカレント講座「映画で学ぶ「欧米から見た日本」」で行った。
また、研究代表者、分担者で本研究課題の最終年として成果を総括し次期への課題を考察した。
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Research Products
(11 results)