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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Program Development Process Standard Model for Japanese Language Program Studies

Research Project

Project/Area Number 19K00721
Research InstitutionInternational College of Technology, Kanazawa

Principal Investigator

札野 寛子  国際高等専門学校, 一般教科, 教授 (20229090)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松下 達彦  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (00255259)
大河原 尚  大東文化大学, 国際交流センター, 特任准教授 (70250024)
徳永 あかね  神田外語大学, 外国語学部, 准教授 (10360091)
鈴木 秀明  目白大学, 外国語学部, 准教授 (10583958)
ボイクマン 総子 (椙本総子)  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50370995)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords日本語教育プログラム / 開発プロセス / 日本語教師に必要な資質 / 言語教育プログラム開発
Outline of Annual Research Achievements

コロナ感染拡大が収まらないため、予定していた数のインタビュー調査が実現できず、当初期待された日本語教育プログラム立ち上げプロセスの共通の特徴などをあぶり出すことは困難となった。しかし、得られたデータから、いろいろなタイプのプログラムであっても、その立ち上げに日本語教育関係者がどのように関わるかや、立ち上げに関わる日本語教師に求められる、日本語教育に関する知識や技能とは異なる能力などが見えてきた。そこでこれまでに得られたデータを分析し、そこから見えてくることをまとめて、11月27-28日にオンラインで開催された日本語教育学会秋季大会にて、パネル発表とポスター発表を行った。

パネル発表(松下達彦・札野寛子・鈴木秀明・徳永あかね・大河原尚・ボイクマン聡子「日本語教育プログラム開発事例の探求―非日本語教師と日本語教師の関わりの観点から―」2021年度日本語教育学会秋季大会予稿集(電子版))では、4件の異なるタイプの立ち上げ事例で、誰がどのような順序でプログラム立ち上げを主導したか、また多様な関係者や日本語教師がどう関わるかに注目した。そして(A)立上げ担当者にはプログラムの社会的環境やニーズをを認知する能力が求められる、(B)日本語教師が適切な段階で関わればより長期的な展望に基づくカリキュラム編成ができる、(C)立ち上げに関わる日本語教師に、基本理念をプログラム活動に反映する能力や多様な利害関係者と交渉、調整する能力が必要なことを指摘した。

ポスター発表(ボイクマン・札野・徳永・大河原・鈴木・松下「ビジネス現場で日本語教育プログラムの受注時に求められる日本語教師の資質」(同上)では、企業向け日本語教育事業を行う2機関を対象に、プログラム受注時に企業のニーズを把握し、活動を企画する能力や専門用語を用いずに企業側と意思疎通できるスキルが必要なことを明らかにした。

  • Research Products

    (2 results)

All 2021

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 日本語教育プログラム開発事例の探求-非日本語教師と日本語教師の関わりの観点からー2021

    • Author(s)
      松下達彦・札野寛子・鈴木秀明・徳永あかね・大河原尚・ボイクマン総子
    • Organizer
      2021年度日本語教育学会秋季大会(オンライン)パネル発表
  • [Presentation] ビジネス現場で日本語教育プログラムの受注時に求められる日本語教師の資質2021

    • Author(s)
      ボイクマン総子・札野寛子・徳永あかね・大河原尚・鈴木秀明・松下達彦
    • Organizer
      2021年度日本語教育学会秋季大会(オンライン)ポスター発表

URL: 

Published: 2022-12-28  

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