2022 Fiscal Year Research-status Report
A study on bilingual/immersion programs in Japanese language edecation at primary and secondary schools outside Japan.
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19K00752
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
門脇 薫 摂南大学, 国際学部, 教授 (40346581)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
櫻井 千穂 大阪大学, 大学院人文学研究科(外国学専攻、日本学専攻), 准教授 (40723250)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | バイリンガル / 小学校 / オーストラリア / 日本語アセスメント / 日本語教育プログラム / CLIL / 日本語教授法 / DLA |
Outline of Annual Research Achievements |
オーストラリアのバイリンガルブログラムを持つ小学校2校における児童の日本語能力の測定及び日本語プログラムの評価を行うために、二つの州の教育省に研究実施のため手続きを昨年度に引き続き行った。 2022年度には,海外出張に行けるようになったためこれまで延期していたオーストラリアでの調査を8-9月に2校で実施することができた。 二つの州のバイリンガル小学校2校において、実際に対面により児童の日本語能力の測定を「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントDLA」を利用して行った。 また、2021年にA校で実施した語彙、作文能力の測定をB校においても同様に実施した。現在これらの調査で収集したデータを分析中である。 2021年に海外協力者らが現地で実施した調査の結果を分析し、日本国内の学会で発表した。また、2021年の調査結果をふまえ、海外協力者が日本語教育実践の改善を試みた。この実践についてオーストラリアのシンポジウムで報告を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
海外調査が延期されたため。
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Strategy for Future Research Activity |
2021、2022年度に実施した日本語能力測定の調査結果を分析する。 調査結果を学会及びシンポジウムで発表し、国内、海外の日本語教育関係者らと意見交換をする。
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Causes of Carryover |
海外出張に行くことができず延長されたため。
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