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2019 Fiscal Year Research-status Report

小学生の持続可能な家庭学習法:低学年から英語を導入する小学校児童と保護者への調査

Research Project

Project/Area Number 19K00772
Research InstitutionToyo University

Principal Investigator

成岡 恵子  東洋大学, 法学部, 准教授 (90553769)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords小学校英語教育 / 家庭学習 / アクションリサーチ / 読み聞かせ / フォニックス
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、小学校低学年から英語の授業を実施している学校に通う児童とその保護者を対象に調査を実施し、小学校低学年の児童が家庭で保護者と一緒にできる英語学習にはどのようなものが適するか、小学生児童にとって持続可能な英語学習方法とはどのようなものかを明らかにすることが目的である。2019年度は、第1回目の調査を3組の被験者に対して実施した。
4月~6月は、小学生の英語学習に関する先行研究をまとめ、調査に使用する教材や英語絵本の準備をした。7月から1組の児童と保護者が調査を開始、8月から2組の調査を開始し、6カ月間の調査期間を終了した。終了後、保護者に英語や英語学習に対する意識の変化などに関するアンケートに回答してもらった。
保護者からの毎週の報告を基に、翌週の課題を決め、英語学習を進めてもらうアクションリサーチの手法を取ったが、どの程度のペースで課題を与えるか、どのくらいの難易度の課題を与えるか、など試行錯誤をしながらの調査となった。課題内容は、(1)簡単な英語表現や質問を意識して使う、(2)英語絵本の読み聞かせを行う、および(3)フォニックス教材を使った文字指導をする、という3項目から出していった。児童および保護者のモチベーションや時間的余裕などが、その週の課題ができるか否かに大きく関わり、今後の課題となった。
2020年度は新たな被験者に対して同じ調査を実施予定であるが、第1回目の調査の経験及び終了時アンケートの結果を踏まえて、調整をしながら、調査計画を組みたい。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の予定(5組)よりも少ない被験者数(3組)であったが、保護者からのレポートを基に翌週以降のアドバイスおよび課題を提示するという、スピードが求められる作業が多いため、妥当な被験者数であったと考える。

Strategy for Future Research Activity

2020年度は新たな被験者に対して同じ調査を実施予定である。2019年度の調査の経験及び終了時アンケートの結果を踏まえて、課題内容や、教材などの調整をしながら、調査計画を組みたい。

Causes of Carryover

2019年度の第1回目の調査終了後、被験者に語学学習用のCDプレーヤー(シャドーイングなどが録音できるもの)を与えることが有効と感じ、2010年度に購入を予定しているため。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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