2023 Fiscal Year Annual Research Report
4技能タスクを活用した高校、大学における英語授業の質的向上のための研究
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19K00773
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Research Institution | Tokyo Woman's Christian University |
Principal Investigator |
鈴木 夏代 東京女子大学, 現代教養学部, 准教授 (50836319)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 哲男 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (60208676)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | The Success of TBLT / The Task Construct / The Teacher Variable / Learner Centeredness / Research-Practice / Learner Psychology |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度より準備を始めた4技能タスクを活用した授業実践に関して、関係者に広く理解を深めるための国際シンポジウムを2023年10月の28-29日の両日に東京女子大学にて開催した。招聘者の選定、打診、連絡などの準備を継続し、基調講演とワークショップには、International Association of Task-Based Language Learning (IATBLT)の学会元創設委員のMartin East 教授(オークランド大学)とIATBLT学会で多く研究発表を行なっているMasatoshi Sato教授(Universidad Andres Bello)を招いた。パネル討論と全体討論に、共同研究者の原田哲男教授(早稲田大学)とJustin Harris教授(近畿大学)を加え、参加者は関東圏の他、中国四国地方から、小学校教員、中学、高等学校教員、大学・教職大学院教員、大学院生また日本語教育の教員など、言語教育に関わる広い関係者から関心を集めた。East教授による” Teacher education: A crucial variable for the success of Task-Based Language Teaching in practice.”、Sato教授の学習者視点から ”Communicative Language Teaching in Japan: It’s not the task but what you do with it.”と題する基調講演と各ワークショップが行われた。参加者から「実践に向けて大事なことが学べて、とても良かった」「国内でこのような会を開催してくれてありがたい」「学習者の心理に注目する点は新しい点だった」「あまり難しく考えなくてよいことがわかった」「自分の授業について良い内省ができた」といった反響があった。
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Research Products
(7 results)