2021 Fiscal Year Research-status Report
モバイルデバイスによる学習環境の変化に関する研究: 電子辞書から辞書アプリへ
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19K00777
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Research Institution | Osaka Ohtani University |
Principal Investigator |
小山 敏子 大阪大谷大学, 教育学部, 教授 (20352974)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
薮越 知子 日本大学, 経済学部, 准教授 (80578071)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 電子辞書 / スマホアプリ / 検索行動 / 英語教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本来だと研究期間最終年度の2021年度であるが、コロナ禍のため、採択されていた学会での研究成果の公表がすべてオンラインとなった。しかしながら、2021年度は3つの学会発表(うち1つは国際学会)と4つの論文を執筆することができた。 まず、2021年8月上旬には、全国英語教育学会(JASELE2021)において、研究代表者(小山敏子)が単独でタスクの違いが検索行動と英語成績にどのような違いを生むのかを分析し発表した。その成果を論文にまとめ『大谷大学紀要』に英語論文で発表した。 次に、同月に開催された外国語教育メディア学会(LET)で、電子辞書とスマホアプリを使って英語問題に取り組んだ検索行動のビデオ分析という質的研究の予備実験結果を発表した。その後、そのデータを大阪大谷大学教育学部紀要に共著で公開(日本語論文)した。また、8月の下旬に開催された国際応用言語学会(AILA2022、本来は2020年度開催が一年遅延となった)では、これまでの研究(電子辞書から辞書アプリへの変化など)を総括した内容をシンポジウムにおいてポスターとビデオで発表を行った。 加えて、2019年度にFLEAT7で発表した内容を岩崎研究会の論文誌『Lexicon』に英語論文として共著で投稿し、採択され、出版待ちである。同時に、昨年度JAAL in JACET 2020で発表した内容は、薮越知子氏を第一著者として共著で日本大学経済学部紀要に投稿し、2022年5月頃に公開される予定である。 特に質的研究については、現在も継続してデータを収集し、分析しているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Covid-19's impactによる研究環境や研究結果公表の場の変化により、当初の計画より遅延している。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度は当初の計画からはかなりの遅延が見られたが、2021年度は新たに、とこれまで収集してきたデータを分析して公開し、それを論文の形で公表することができた。 2022年度は、これまで学会発表してきた研究や、収集してあったデータ分析などを進め、論文としてまとめていくことを考えている。
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Causes of Carryover |
これまで、また新たに収集してきたデータを分析中であること、それらをまとめた論文を次年度に投稿予定であるため、分析に関わる費用や投稿時の英文校正費用などが生じるため。
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Research Products
(8 results)