2023 Fiscal Year Annual Research Report
A study on English education using AI, VR, and ICT
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19K00798
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
小張 敬之 青山学院大学, 経済学部, 客員教授 (00224303)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菊池 尚代 青山学院大学, 地球社会共生学部, 教授 (70756577)
S・G Lambacher 青山学院大学, 社会情報学部, 教授 (10254111)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | AI / ChatGPT / VR / 反転授業 / 21世紀スキル / ICT先端技術 / 異文化理解 / AI利用のテスト |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、AI、VR、及びICTを活用した21世紀型反転授業の教育効果を四年間にわたって検証した。2019年にはこれらの技術を用いて、反転授業を通じて異文化理解及び世界観の教育効果を評価した。2020年には、これらの教育手法が学習方略や動機づけに及ぼす影響を分析し、同時に21世紀型スキルの獲得に焦点を当てた。2021年から2022年にかけては、経済学部の英語教員と共同でVRを用いた英語教育の有効性を二年間に渡って研究し、その成果を検証した。2023年には、AI/ChatGPTを利用した英語教育の実効性を25名の学生を対象に試み、その結果を評価した。 研究方法としては、AIやVRが組み込まれたデバイスを使用し、年間を通じて反転授業を実施。学習者の事前・事後のテスト(TOEIC, OPIC Speaking Test, Progos Speaking Test等)やアンケートを通じて、学習スタイルや方略、世界観の変化を測定。教室での録画とテストの分析を行い、具体的な教育効果を定量的に評価した。また、AIを基盤とした教育ソフトウェアやVRを使用した疑似体験型の英語教材、多様なオンライン教材を利用して、21st Century Skillsの獲得を目指す教育実践を行った。 この研究により、AI、VR、ICTの先端技術を活用した教育の新たな可能性を探求し、具体的な教育改善のためのガイドラインを提供した。提案された英語教育方法は、教育の質を大幅に向上させるものであり、この研究は技術を活用した新しい教育手法の研究として、学術的にも重要な意義を持つ。この研究は、今後の教育技術の展望を示すものであり、実践的な英語教育改善に向けた有益な洞察を提供する。
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