2020 Fiscal Year Research-status Report
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19K00817
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
磯部 美穂 信州大学, 学術研究院人文科学系, 准教授 (60579853)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
円谷 友英 兵庫県立大学, 応用情報科学研究科, 教授 (10346702)
クラウス マヌエル・フィリップ 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (20788319)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | テキスト生成 / 学習者の表現選択の傾向 / テキストの近似性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は前年度の研究成果を踏まえ,新たな視点から,テキスト生成(作文)における学習者の表現の選択傾向をあきらかにした。その上で,添削作業の共通点・相違点を分析し,表現の適切性について考察をおこなった。 日本人ドイツ語学習者によって作成されたドイツ語テキストをドイツ語母語話者3名,日本人ドイツ語教員1名により添削をおこなってもらい,すべてのテキストにおける表現の形態素分析をおこなった。まずは,テキスト間の近似性を数値的にあらわし,添削作業における認知的な過程について考察をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
定期的に研究ミーティングをおこなうことが可能になり,効率的に研究を進めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度の研究成果をもとに,次の段階へ向けたデータ収集をおこなう予定である。有益なデータが得られるよう検討を重ね,分析方法を模索していく。
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Causes of Carryover |
新型コロナ感染症の拡大を受けて,研究ミーティングはすべてオンラインでおこない,また,学会発表もすべてオンラインとなったため,予定していた旅費が不要となった。2021年度はデータ提供者への謝金や郵送費に支出予定である。
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Research Products
(6 results)