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2023 Fiscal Year Research-status Report

航空機操縦士訓練課程で必要な英語力の特定と自律学修システムの開発

Research Project

Project/Area Number 19K00835
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

西川 惠  東海大学, 工学部, 准教授 (10453705)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山内 豊  創価大学, 教育学部, 教授 (30306245)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2025-03-31
KeywordsESP / CLIL / 航空英語 / スピーキング / 流暢性
Outline of Annual Research Achievements

2022年度後半に再開した訓練空港への出張は引き続き2023年度も継続できた。訓練プログラム統括者とのミーティングの一部も継続できたが、予定外の人事配置や統括者等の事情などで変更せざるを得ない予定項目も発生した。予定していた一部の教材用資料については、訓練所の都合等を調整し徐々に可能な限り実施していく予定である。
2022年度までバラバラであった訓練修了生の帰国も、前年度と比較すると予定の目途が立つようになってきた。ただ、帰国時期が以前よりまだ遅いタイミングのままであったため、帰国後就職活動開始までの期間が短く、また卒業までにも時間が十分にとれなかった。結果として修了生を帰国後雇用して進める作業については、一部予定通り終了できず次年度へ持ち越すことになった。
そのような状況下ではあったが、ワーキングメモリやスピーキングテスト形式についての実験研究は進め、最適なスピーキング測定形式の検討は行い、結果を国際学会等にて報告した。飛行時のパフォーマンスとワーキングメモリは大きく関係しているため、検証結果は今後の教材開発のための資料とする。また、ESPスピーキング力を測定するために最適なテスト形式についても今後の研究へつなげて発展させていく。
2024年度は学習プラットフォームの探索、教材内容の搭載、VR機器との連携、を進めていく。データ収集・文字起こし・教材作成の継続、日本での専門カリキュラムとの連携等は引き続きより強化していく予定している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

予定外の人事配置や統括者等の事情などで変更せざるを得ない予定項目が発生したため。訓練所の都合等を調整し徐々に可能な限り実施していく予定であるが、引き続き実施方法などは検討が必要な状況が続いている。また、引き続き帰国後から卒業までの期間は短い傾向にあり、人材の安定的確保が困難であったため。

Strategy for Future Research Activity

2024年度実施できることとして、統括者の事情や訓練所の事情に配慮しながら教材資料の収集や検証を行う。予定通り実施できない項目が残っても教材開発は進められるよう多様な資源を探しておくよう心掛ける。修了生は順次帰国しているので、教材の使用感を調査する等実際の使用に向けてのステップを進めていく。

Causes of Carryover

訓練所マネージャーの個人事情や人員配置、またこれまでに引き続き機体数不足、整備士等メンテナンス人員不足、業界復調に伴う飛行訓練教官不足、による訓練進捗の滞りにより、要となる修了生の帰国時期が遅れたため、就職活動開始や卒業までの期間が短く雇用期間が非常に限られ作業を依頼する人員が安定的に確保できない状況が続いたため。これにより、教材資料や検証の実施が延期となったり、データ文字起こしや分析への着手が予定通りに進まなかったことが主な理由である。
今後の使用計画については、教材録音や作成費として約500,000円、航空英語に関する国際学会の出張費として約150,000円、残りの約37,000円を参加費や物品費として使用予定である。

  • Research Products

    (3 results)

All 2023

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (2 results)

  • [Journal Article] Which Type of Speaking Test Predicts L2 Overall Proficiency Most?2023

    • Author(s)
      Yutaka Yamauchi, Megumi Nishikawa
    • Journal Title

      AsiaTEFL Proceedings 2023

      Volume: 2023 Pages: 453-462

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 音声作動記憶(ワーキング・メモリー)テストの開発:総合的熟達度との関係に着目して2023

    • Author(s)
      山内豊 西川惠
    • Organizer
      外国語教育メディア学会関東支部春季研究大会
  • [Presentation] Which type of Speaking Test Predicts L2 Overall Proficiency Most?2023

    • Author(s)
      Yutaka Yamauchi Megumi Nishikawa
    • Organizer
      AsiaTEFL 2023

URL: 

Published: 2024-12-25  

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