2022 Fiscal Year Research-status Report
多読と自己決定理論の関係性を探るースマホ・アプリによる多読読書記録手帳の構築ー
Project/Area Number |
19K00871
|
Research Institution | Hokusei Gakuen University Junior College |
Principal Investigator |
竹村 雅史 北星学園大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (60353215)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣森 友人 明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (30448378)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 多読 / 読書記録手帳 / アプリ / 動機付け / インプット理論 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は、対面授業も再開され前年度実施できなかったパイロットのアプリ動作確認を9月以降に実施した。しかし、そこで、スマホ画面での多読本を読み取る機能が正常に動作しなかった。このコロナ禍の3年の間に、現在のアンドロイド、iOSとの動作環境のアップデートが追いつかず、画面操作上での利便性がなくなり使用しづらいことが判明した。紙の読書記録とアプリの読書記録の比較を最終目標としていたが、この比較調査も変更を余儀なくされた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現在のアンドロイド、iOSとのアプリの動作環境のアップデートが追いつかず、画面操作上での利便性がなくなり学習者が使用しづらいことが判明した。それによって、スマホによる読書記録手帳の有意性が薄れていることが判明した。
|
Strategy for Future Research Activity |
このアプリの不具合を完全な状況にもどすには、時間と追加費用がかかるので、今後の研究の遂行として、多読書籍の読み取り機能を学習者の手動による入力(書名,ISBN)に替えて、多読を経験している学者者の共有感、有能感、自律性の比較調査に切り替えてこの研究の収束を目指したい。
|
Causes of Carryover |
アプリの不具合が生じ、研究遂行が予定通り進捗しなかった。
|