2021 Fiscal Year Research-status Report
Organic Theorization of PICT Anchored in Interdisciplinary Integration and Its Application in English Teaching Methodology
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19K00882
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| Research Institution | Kagoshima University |
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Principal Investigator |
金岡 正夫 鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 教授 (00311118)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | PCRV / CDST / spirituality / character forming / public philosophy / wisdom |
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| Outline of Annual Research Achievements |
（PCRV）and Complex Dynamic Systems Theory （CDST））の融合化と、(2) それを支える① spirituality（価値観、信念を軸にした自己内面性の成熟）、② character forming（人格形成）、③ 倫理、共通善、正義など文化的特性に関わる public philosophyまで捉えた学際性が理論構築の新奇性となっている。1年目は理論構築に重点を置き、2年は(1)その構築・整理作業の継続（e.g. 叡智の領域まで拡充）、（2）アンケート調査を含めた実際のモデル授業の試行（パイロットスタディ第1弾）、（3）その実証分析（アンケート分析を含む）に取り組み、今年度（3年目）は計画通り、前期にパイロットスタディ第2弾（モデルの修正版）を実施した。2年目の教授メソッド（教育アプローチ）をベースにしながら、さらなる介入として、（1）独自テキストの作成と導入、（2）それに付随した新たなタスク（e.g. 提出課題レポートを含む）の導入、（3）これらも新たな対象として加えたより包括的なアンケート調査の実施と結果の分析（定性および定量）に取り組んだ。（4）本研究課題の中間報告を兼ね、コロナ禍でオンライン開催の形となったJACET 国際大会（2021年度）で研究発表を英語で行った。今年度が3年目で終了となり、3年間の研究軌跡をまとめた報告書の完成段階となっている。が、（3）の分析結果作業に時間を要している点、合わせて成果報告書の内容構成作業が遅れている点、さらにはコロナ禍でなかなか学会等の研究発表（とくに海外）のタイミングが合わない状況などが生じており、次年度ですべてを完成・完結させる形で軌道修正しながら動いている。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究計画（3年目）で示した本研究課題の完成としての成果報告書作成に至る必要作業（パイロットスタディに対する教育・学習効果の検証作業―アンケート結果を含めた分析作業ほか）に時間がかかっている。それをまず仕上げ、報告書の作成・製本化を進めると同時に、学会等での研究成果の発表（公開）を増やしていく必要があり、海外での発表を含め、対策準備を始めている。
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| Strategy for Future Research Activity |
4年目は本研究の総仕上げに取り組む。最大のタスクは成果報告書の完成、製本にあり、それにむけて1年目の理論編、2年目の授業実践（応用）にむけた理論の構築、事前調査（授業を使ったアンケート調査）、パイロットスタディ（第1弾）、3年目の本格的な応用実践（さらなるパイロットスタディ）―これらを総括した内容を研究書として作成していく。また、報告書完成に向け、新たな資料等が必要な場合、収集活動を進めていく。並行して、この成果を英語教育、応用言語学などの領域に関わる学会・研究大会で公開（研究発表）をしていく。同時に学術図書として科研に申請できるよう、精緻な構成、体裁に報告書を仕上げていく。
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| Causes of Carryover |
主な要因として、コロナ禍による国内外移動制限のため、資料収集・情報意見交換、学会発表、シンポジウムへの対応準備に支障が生じた。成果報告書の作成・製本がその事前作業の遅れにより、執行できない状態にある。
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