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2020 Fiscal Year Research-status Report

How extensive reading improves EFL learners' fluency and proficiency

Research Project

Project/Area Number 19K00901
Research InstitutionNational Institute of Technology, Toyota College

Principal Investigator

西澤 一  豊田工業高等専門学校, 電気・電子システム工学科, 教授 (40249800)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉岡 貴芳  豊田工業高等専門学校, 電気・電子システム工学科, 教授 (30270268)
市川 裕理  豊田工業高等専門学校, 一般学科, 准教授 (50782596)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywords多読 / 英語運用能力 / 流暢性
Outline of Annual Research Achievements

英語情報処理の流暢性測定に用いるディクテーション試験を、近年(2008~2014年)のE科入学生175名(留学未経験者)で再度分析した。各学生が3年次の秋に受験した試験である(満点94語, 最低25語,平均51語, 最高90語)。
この得点と、当該学生が4年次に受験したTOEIC得点との相関をみると、R^2 = 0.49(N = 119)のやや強い相関があった。
3年次のディクテーション得点が55語未満の学生では、4年次のTOEICでも350点未満(英語力を測定できていないと推定)の学生が少なくないが、55語以上では、ほぼ全員が365点以上になっており、3年次で55語を書き取ることができていれば、4年次以降にはTOEICで英語力を測定できるレベルの流量性を身につけることができるものと判断している。
しかしながら、昨年度報告したように、ディクテーション試験低得点者に、個別に課題を課す指導は、学習者の心理負担が大きく、練習継続が難しい。今年度、1年生のディクテーション試験低得点学生3名が課外の(遠隔による)シャドウイング講座に参加している。彼らの発音がカタカナ英語から英語らしい音に変化していく様子を観測、ヒトによる観測では大きな変化を確認できたが、測定波形での区別はできなかった。また、半年以上シャドウイング講座を継続している者もいるので、彼らが2年次、3年次に進級したときのディクテーション試験の得点で、シャドウイング講座の効果を確認したい。
また、多読活動の形態として、2~3年次では、英文レベル(YL: Yomiyasusa level) 1.0~1.6、テキスト長2~4千語のテキストで、聴き読みを続けるとディクテーション得点向上にも効果を期待できそうであるが、新型コロナウイルス感染拡大防止による中断のため、確認できるには至っていない。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染拡大防止による図書館閉館で2020年度前期の半年間は多読授業を実施できず、多くの学習者が多読を中断したために、2018~2019年度入学者については、ディクテーション得点向上につながる読書形態、学習履歴を十分に分析できていないが、英文レベル(YL: Yomiyasusa level) 1.0~1.6、テキスト長2~4千語のテキストで、聴き読みを続けると効果がありそうではある。

Strategy for Future Research Activity

2020~2021年度入学者を対象に、英文レベル(YL: Yomiyasusa level) 1.0~1.6、テキスト長2~4千語のテキストによる聴き読みを推奨し、その効果を分析したい。

Causes of Carryover

新型コロナウイルス感染拡大防止により、多読授業、対面での学会活動が停止しているため。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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