• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2019 Fiscal Year Research-status Report

多文化都市におけるイベントに関する文化人類学的研究

Research Project

Project/Area Number 19K01234
Research InstitutionChukyo University

Principal Investigator

渋谷 努  中京大学, 国際教養学部, 教授 (30312523)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2024-03-31
Keywords祭り / 多文化共生
Outline of Annual Research Achievements

今年度は、「ほみにおいでん」の企画及び準備に関わるとともに、開催当日には参与観察を行った。また、準備及び開催後の反省会の際に実行委員会メンバーに対して、開催の意義や参加団体に関するインタビューを行った。さらに、保見団地での町おこし活動にも関わった。
次に、いちょう団地まつりに関しては、自治会役員に対するインタビューを行い、まつり開催の経緯及び運営の仕方に関する情報を収集した。また祭り当日に参加し観察を行った。
八尾市で行われた八尾国際交流野遊祭に関しては、主催団体で代表の方にインタビューを行い、祭りが始まったきっかけやその後の活動の展開についてインタビューを行った。さらに、今年度は祭りの準備段階から参加することで、祭りの開催がステージに上がる人だけではなく、準備する人たちのネットワーク形成に大きく寄与していることを示すデータを収集した。
さらに、文献調査によって当該地域の知見を高めるとともに、祭り研究のレビューを行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

「ほみにおいでん」、及び八尾国際交流野遊祭に関して、主催者とラポールが形成されつつあり、今後主要な情報を取得することが可能となっている。

Strategy for Future Research Activity

今年度は、コロナウイルスの影響があり、祭り自体が開催されるかどうかわからない。さらに、インタビューに行くことがいつから可能になるかも不明確である。そこで、可能になった段階で現地調査を行うとともに、今年度は、できるだけ文献資料によって当該地域の歴史的背景を調べる。さらに、日本の多文化共生と比較する観点から、ヨーロッパやカナダで行われているインターカルチュラリズムなど、多文化な状況の中での政策に関する議論について検討することが主な活動となる。

Causes of Carryover

コロナウイルスの影響が出て、出張ができなくなったため次年度使用額が生じた。コロナウイルスが終息したのちに、研究対象地域に行き参与観察をしていく。

  • Research Products

    (2 results)

All 2020 2019

All Presentation (1 results) Book (1 results)

  • [Presentation] 移民集住地域におけるフェスティバル経験の多様性2019

    • Author(s)
      渋谷努
    • Organizer
      日本文化人類学会
  • [Book] 変貌する豊田(第10章 多文化共生のまちづくりとイベント・祭りのミクロコスモス)2020

    • Author(s)
      丹辺 宣彦・中村麻里・山口 博史編、渋谷努
    • Total Pages
      296
    • Publisher
      東信堂
    • ISBN
      978-4-7989-1622-4

URL: 

Published: 2021-01-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi