2021 Fiscal Year Research-status Report
多文化都市におけるイベントに関する文化人類学的研究
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19K01234
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
渋谷 努 中京大学, 教養教育研究院, 教授 (30312523)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 移民 / フェスティバル / 多文化共生 |
Outline of Annual Research Achievements |
今回の研究期間では、コロナ禍にあったため、調査予定地域のフェスティバルが開催されず、また団体の活動自体が縮減したために、参与観察をすることも困難であった。そこで予定していたような現地調査をすることが難しい時期が長かったために、以下のように研究内容を変更して実施した。 1 多文化に関するフェスティバルを実施している国際交流協会に対するアンケート調査 2 アンケート結果から特徴あるフェスティバルを開催している国際交流協会へのインタビュー調査 3 山形県鶴岡市国際交流協会(通称、国際村)での参与観察による調査
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍のため、フェスティバルの開催自体を見送っている場合が多く、その実態調査を行うことが困難になっている。そのため、より多くの該当するフェスティバルを研究対象とすることでデータを獲得するように努めている。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍でも実施している多文化に関するフェスティバルに関する現地調査を行うとともに、これまで取り上げてきた地域でのフェスティバル以外での日本人住民と外国籍住民との関係についての資料を収集する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため、国内出張に行く機会が減ったために助成金を使い切ることができなかった。次年度はコロナの状況を見ながら、積極的にフィールドに出かけて助成金を利用していきたい。
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