2019 Fiscal Year Research-status Report
The Third-party Opposition Proceeding in Corporate Litigation
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19K01408
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Research Institution | Aichi University |
Principal Investigator |
吉垣 実 愛知大学, 法学部, 教授 (60340585)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 会社組織関係訴訟 / 確定判決 / 詐害再審 / 第三者再審 / 仮処分の第三者効 / 反射効 / 対世効 / 商事仮処分 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度(1年目)は、国際学会報告および翻訳を提出した(掲載確定)。 第16回世界訴訟法会議の第5セッションにおいて個別報告を行った。報告内容は、セレクトペーパー集5の182頁からら204頁に掲載されている。会社組織関係訴訟における仮処分について言及している。 哲松教授著「会社訴訟と仮処分」を翻訳し、わが国へのコメントを述べた。仮処分の第三者に対する効力、対世効について詳しく述べた。国際問題研究所紀要156号に掲載されることが確定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していた海外での学会報告2件がキャンセルになった。コロナウイルスの影響からやむを得ないといえるが、その他の点については予定通り進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
2019年に実施できなかった海外の研究者との交流を再開し、議論を深め、論文を発表したい。国内でのシンポジウムも開催したいと考えている。
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Causes of Carryover |
コロナウイルスの影響により、当初予定していた海外での学会報告および調査が延期になったため。
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