2022 Fiscal Year Research-status Report
Perception Evolution of Military Leadership in the Democratic Transition: Focusing on Myanmar's Democratization
Project/Area Number |
19K01470
|
Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
張 雲 新潟大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (70447613)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 認知 / 民主化 / 政権中枢 / 軍政 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度には、新型コロナウィルス感染拡大とミャンマー情勢を鑑み、前年度も実施できなかったミャンマーへの出張が再びキャンセルせざるを得なくなった。その代わりに、新たな書籍と資料などを購入し、前年度の国際的なアクターの政治転換プロセスにおける役割についての研究をベースに、どのような条件で国際的なアクターが民主化プロセスにポジティブな影響を与えることができるかを中心に研究を進めた。実証研究においては、FES側の担当者との間に、オンラインなどを通じ行った。また、ZOOMなどを通じ、研究発表を行った。さらに、研究進展中に、新たにmediation diplomacyにおける政治転換プロセスにおいて政権中枢の認知の変化についての研究の可能性を発見した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染拡大と実証研究の相手国情勢の不透明のため、2022年に再開予定していたの外国出張ができなかったためである。書籍と資料研究、そしてZOOMなどを活用しできるだけ実施したが、特に政権中枢の認知変化の更なる実証研究において信頼構築などの必要があり、出張できないことにより大きな支障になる。
|
Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、新型コロナウィルス渡航規制が各国で緩和されてきたが、本研究の実証研究の相手国の情勢が依然として不透明である、出張がまだ困難であることと実証研究の制約を踏まえ、今までの研究蓄積をベースにできる限り論文化する。また、研究推進によって新たに発見したmediation diplomacyにおける政治転換プロセスにおいての認知の変化についての研究の可能性をさらに探る。
|
Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染拡大と相手国の情勢のため、出張ができなかった。
|
Research Products
(2 results)