2019 Fiscal Year Research-status Report
Effects of the introduction of robots on economic growth and employment in Japan and Asian countries
Project/Area Number |
19K01686
|
Research Institution | Osaka Gakuin University |
Principal Investigator |
松木 隆 大阪学院大学, 経済学部, 教授 (60319564)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | ロボット / ICT / 経済成長 / 雇用 / 生産性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、International Federation of Robotics、World Telecommunication/ICT indicators database、Groningen Growth and Development Centreなどからのデータの収集・整理を行った。また、最新研究のサーベイ、時系列データ・パネルデータを用いた分析、国内外の学会や研究会における研究報告および論文の執筆を行った。 2019年12月10日には、海外からの研究者(エクスマルセイユ大学Gilles Dufrenot教授)を招き、国際研究集会(大阪学院大学経済学部講演会)を開催した。 また、国内外の学会および研究会への参加を通じて、情報収集及び意見交換を行った。 研究計画の初年度であるが、十分な研究成果が得られたと考える。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画書におおむね沿う形で研究が進行していると考える。当初予定していたデータの収集及び整理はひとまず完了し、様々なアプローチによりデータを分析している段階である。また、得られた個別の結果について論文として纏めており、問題なく進行している。
|
Strategy for Future Research Activity |
2020年度も、基本的に引き続き研究計画書に従い研究を進めていく予定であるが、新型ウィルス感染症の影響のため、参加を予定していた学会や研究会が延期や中止になるなどの状況が発生している。そのため、必要に応じて計画を変更しつつ進めていく予定である。
|
Causes of Carryover |
当初予定していた国際学会への参加を見送ったため、使用額に残額が発生した。次年度予算に組み入れ、物品費等として使用する予定である。
|
Research Products
(4 results)