2020 Fiscal Year Research-status Report
映像アーカイブ・システム構築に向けた研究～関西大学人権問題研究室映像資料を中心に
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19K02057
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| Research Institution | Kansai University |
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Principal Investigator |
松山 秀明 関西大学, 社会学部, 准教授 (80803163)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 文夫 関西大学, 社会学部, 教授 (00636342)
守 如子 関西大学, 社会学部, 教授 (70454593)
小川 博司 関西大学, 社会学部, 教授 (80185511)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | アーカイブ / 映像 / テレビ |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、大学に保管されている映像資料を収集・保存し、デジタル映像アーカイブ・システムを構築することで、大学教育への活用を行うことである。そのために、2020年度では2019年度に引き続き、大学内の映像資料群を把握し、それらの保管と整理を中心的に行なった。同時に、映像資料のデジタル化とともに「デジタル映像アーカイブ」のシステムの試作版を完成した。同システムは、デジタル化した映像をシーン単位の情報 (出演者名など)のメタデータを付与し、閲覧するものである。出演者名などから直接出演シーンを検索し、そのまま該当動画を再生することが可能になった。現在、システム内に映像を入れ込み、横断的な検索を可能にするようさらにシステムを構築中である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年度の新型コロナウイルスの感染拡大によって、映像の管理・保存という物理的な作業がやや遅れた。ただし、そのなかでもオンラインでの作業によって、デジタル映像アーカイブ・システムの構築を行った。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後の研究課題は、構築したデジタル映像アーカイブのシステム内に映像をさらに入れ込み、横断的なアーカイブ検索を可能となるよう、システムを充実化していくことである。そして続くステップとして、この映像アーカイブを大学教育へと活用していくことを検討していきたい。
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| Causes of Carryover |
2020年度の使用額は主に映像アーカイブシステムの構築費用となった。その一方で、新型コロナウイルスの感染拡大によって映像アーカイブ室の整備のための物理的な作業が十分にできなかったため、次年度使用額（142万500円）が生じ、繰り越した。2021年度では、2021年度配当分と合わせて、主に作業費として、映像アーカイブシステムのさらなる構築費用に充てる計画である。
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