2021 Fiscal Year Research-status Report
Recovery from the Great East Japan Earthquake and Community
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19K02086
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
遠藤 薫 学習院大学, 法学部, 教授 (70252054)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 東日本大震災 / 三陸地域 / 産業史 / 高齢化 / 地域活性化 |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナ禍により現地調査は難しかったが、文献調査、社会意識調査、メディア関連調査などを行い、分析を行った。 文献調査では、東日本大震災被災地の歴史(とくに産業史)、民俗関連、地域問題などを中心に、資料収集と分析を行った。 社会意識調査は、2021年8月に、サーベイ会社に委託して、インターネットモニター調査を行った。サンプル数は2000である。この調査は、毎年継続的に行っているので、震災後の人々の意識の変化について貴重な結果が得られている。 メディア関連調査では、とくにTVにおけるニュース番組、ドキュメンタリー番組を継続的に収集し、東日本大震災がどのように語られてきたかについての分析を行っている。 これらの調査、分析結果は随時論文として公刊し、また招待講演で報告している。 今後、書籍化に向けて、研究を深化させていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年からのコロナ禍により、現地への出張が不可能となり、研究の遂行に遅れが生じている。しかし、メディア関連の調査や、意識調査などは順調に進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍によって遅れている現地調査、フィールドワークなどを集中的に実行し、メディア関連調査や意識調査、文献調査と統合することにより、計画した以上の成果を挙げる予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により,予定していた現地調査、フィールドワークなどを中止せざるを得なかった。コロナ禍がおさまってきたので、今後積極的に現地調査を行っていく予定である。
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