2020 Fiscal Year Research-status Report
Understanding wholistic health of Rohingya refugee women in Bangladesh: Perspective of medical pluralism
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19K02113
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Research Institution | Tsuda University |
Principal Investigator |
松山 章子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (70404233)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三砂 ちづる 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (70342889)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ロヒンギャ難民 / 医療の多元性 / 伝統的医療 |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナ禍により現地(バングラデシュ南部ロヒンギャ難民地域)に出張できるめどが立たない現状である。このような状況において、少しでも工夫して調査が実施できないか試行錯誤中である。具体的には、バングラデシュ人アシスタントを通じて遠隔で調査を行う可能性に関して、難民キャンプで活動する国際NGO等とオンラインで協議を行っている。ただ、この方法による遠隔での調査が可能だとしても、まず現地アシスタントとなりうる人材のリクルートをし、その人に対して事前に適切なトレーニングや打ち合わせを行う必要があり、全てオンラインで対応するために準備のための期間も必要である。さらに、2021年3月に22日起きた難民キャンプ内での大規模火災(5人死亡、2万人が避難)で、現地では政府もNGOもその対応なども含め混乱しており、この件に関しても今のところペンディングとなっている。そのため、現時点では研究に関する進捗はみられない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍により、現地への出張計画が立てられず調査のめどが立たない。また、2021年3月に難民キャンプ内で大規模火災が発生し現地で混乱が生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍が今後どうなるか、日本だけではなくバングラデシュ及び難民キャンプの状況が不透明で計画が立てられない。また、現地NGOを通じた調査計画を立てようと現地と連絡を取り始めたが、2021年3月22日に起きたキャンプ内での大規模火災(5人死亡、2万人が避難)で、現地では政府もNGOもその対応なども含め混乱しており、調査協力も今のところ難しい状況である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で調査ができないため。
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