2020 Fiscal Year Research-status Report
ベトナムのハンセン病元患者の子どもが持つ「傷つきやすさ」とエンパワーメント支援
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19K02237
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| Research Institution | Niigata College of Nursing |
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Principal Investigator |
渡辺 弘之 新潟県立看護大学, 看護学部, 准教授 (10300097)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | ベトナム / ハンセン病 / 子ども / Vulnerability / QoL / 自立支援 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究助成により行った研究結果について、国内の研究雑誌に査読付き原著論文（H.WATANABE, 2020, QoL of ex-leprosy patients’ children in Vietnam, 日本ハンセン病学会雑誌 89(1) 1 - 11,単著）が掲載された。
また、オランダ・エラスムス大学ハンセン病障害評価基準コンソーシアムに参加し、共同研究を開始し、この共同研究の成果として、海外の研究雑誌に査読付き原著論文1編（Shri Lak Nanjan Chandran, Hiroyuki Watanabe,et al.,2021, Revised estimates of leprosy disability weights for assessing the global burden of disease: A systematic review and individual patient data meta-analysis,PLOS Neglected Tropical Diseases 15(3)）が掲載された。
以上の研究活動の結果を元に、2020年に行われた日本国際保健医療学会 グローバルヘルス合同大会においては口頭報告（Hiroyuki, WATANABE, The situation of QoL of ex-leprosy patients' children in Vietnam）を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年度は新型コロナウィルスの流行・感染拡大に伴い、研究対象地域であるベトナムに入国ができなかった。そのため現地での調査が実施できず、当初の研究計画、特にデータ収集の面に遅れが生じている。
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| Strategy for Future Research Activity |
2021年5月時点において、世界的なコロナウィルスの流行・感染の状況については今後の予測や見通しが困難な状況にある。本研究はベトナムのカウンターパート医療機関と提携し、現地調査によるデータ収集を元に研究計画を立てているが、ベトナムに渡航できず、データ収集ができないことを想定した研究計画の再検討が必要であると考えている。オンラインアンケートによるデータ収集、オンラインでのミーティングを主体としたデータ収集方法をカウンターパート医療機関に提案し、相手方から研究の継続と了解を得ているため、今年度はオンラインによるデータ収集を検討していきたい。
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| Causes of Carryover |
コロナウィルスの流行・感染拡大により海外での現地調査が実現できず、旅費および人件費の支出を行わなかったため。
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