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2022 Fiscal Year Research-status Report

「社会に開かれた」幼児教育の日米比較実践史研究

Research Project

Project/Area Number 19K02466
Research InstitutionUrawa University

Principal Investigator

野尻 美枝  浦和大学, こども学部, 准教授 (60554110)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2024-03-31
Keywords保育実践史 / カリキュラム / フレーベル
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、「社会に開かれた」幼児教育の実現方策について、近代日本をはじめ同時代のアメリカ・カナダにも焦点を当て、近代日本キリスト教保育の実践を教育学的かつ歴史的視座に基づいて実証を試みるものである。加えて、比較教育実践史的研究を通して多角的に本テーマを捉え ることを目標に据えている。

2021年度に引き続き、2022年度もコロナ禍の影響を受けて海外の現地史料調査は未実施となった。国内調査は、3箇所において実施することができた。その成果については、次年度(2023年度)に研究成果を発表する予定である。本研究においてとりわけ進捗が遅れていたカナダの幼児教育情報については、関係機関の協力が得られ、一部データ化された資料提供を受けることができた。これにより海外史料調査については、その遅れを取り戻しつつある。

本来の計画では、2022年度をもって研究期間を終了する予定であった。しかし、依然として国内調査が不十分であることや海外資料の追加解読に時間を要することから、研究機関を1年延長することとなった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

史料収集を十分に実施することが複数年に亘ったことが、主な理由である。その改善のために、研究期間の1年延長申請を行った。その結果、本研究の延長に関して承認を受けることができた。

Strategy for Future Research Activity

国内関係機関と調整を図りながら、現地での最終史料収集と補完的な情報を収集し、これを直ちに分析する計画である。

Causes of Carryover

出張費用として繰り越す計画である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 大正期キリスト教主義幼稚園の保育カリキュラム ―上田保姆伝習所伝習生のプログラムノートを手がかりに―2022

    • Author(s)
      野尻美枝
    • Organizer
      日本保育学会 第75回大会

URL: 

Published: 2023-12-25  

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