2021 Fiscal Year Research-status Report
How could educational standard and independent learning coexist-an analysis on "Gemeinschaftsschule" in South Germany
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19K02475
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
榊原 禎宏 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90215616)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 中等教育 / 共同学校 / ドイツ / 自律的学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
引き続く新型コロナウィルスの世界的な感染拡大と感染防止措置により、ドイツへの渡航が今なお叶わず、現地調査がまったくできなかった。電子メールでフィールド先との連絡は継続しており、先方からも訪問を歓迎したい旨を受け取っているが、いつ調査ができるのか、何ら見通しが立たないままに時間のみが経過している。
本期間に行うことのできた作業は、インターネット上の情報収集と若干の関係書籍の入手に留まる。当初予定していた現地でのフィールドワークの目処がつき、学校での観察、校長ほか関係者へのインタビュー、フィールドノートの作成といった諸活動に臨むことができるように、研究期間の延期を切望する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
世界的規模で今なお拡大、継続している新型コロナウイルス禍を脱することができていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究期間の数年間分の延長を切望します。もって、彼の地での共同学校の進展と推移を調査し、生徒の学力達成、進路とキャリア、教員の達成と満足、地域社会の受け止めと進学状況などを明らかにすることを通じて、同校の社会的評価と政治的議論を整理する予定である。
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Causes of Carryover |
世界的な新型コロナウイルス感染拡大により、ドイツへの渡航および現地調査がまったくできず、また仮に現地に行くことができたとしても、同じく新型コロナウイルス感染予防に奔走する学校を訪れることが事実上不可能な現状である。2022年度こそ、当初の予定に即した調査のできることを願っている。
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