2023 Fiscal Year Research-status Report
Is the Achilles tendon elastic property during running different from adult's
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19K02594
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
田中 登志雄 (柳谷登志雄) 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70329077)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 子ども / ランニング / アキレス腱 / 筋腱複合体 / 超音波画像 / 地面反力 |
Outline of Annual Research Achievements |
子どものランニング中のアキレス腱の動態を、超音波法を用いて明らかにすることが本研究の目的である。 被験者(参加者)の下腿三頭筋の筋腱移行部に超音波プローブを装着してランニングを行わせることで、筋線維の収縮および腱組織の伸張の様子を動画で捉えることが可能である。この方法自体は20年以上まえから先行研究において用いられているが本研究では、子どもを対象としてこれを行う。子どもを計測する前段階として、まずは実験系の確認を行った。具体的には超音波プローブを装着しての歩行および走行により筋束および筋腱移行部の動態が観察可能な動画を記録することが可能となり、さらにこの状態において無線式筋電図で筋活動を記録することが可能となった。また、実験をフォースプレート内蔵型トレッドミルで行うことで、歩行・走行中の地面反力の計測も可能となり、モーションキャプチャシステムを用いてキネマティクスデータの取得も可能となった。 同様の実験方法を用いて大学生ランナーを対象とする別テーマの研究では、既に研究を推進して論文出版を果たしているため、実験系は確立したといえる。また、これらの実験系・実験条件において、子どものデータの比較対象となる大学生のランニングデータを取得した。 コロナ禍により、子どもを研究室に連れてきて実験を行うことが難しくなったため、子どものデータ取得の進捗が不十分であるため、今後、子どもを対象としたデータの取得を進める予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の影響により、子どもを研究室に連れて来ることが難しくなった。 当初実験協力を依頼して参加承諾を得ていた子どもたちが、コロナ禍を跨いで想定していた年齢よりも大きくなってしまい、研究対象から外れてしまったため、現在、依頼中であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、子どもの保護者への研究への協力依頼を行っており、概ね同意を得られている。 子どもが夏休みなど、協力可能な長期休業期間に向けて、日程調整、実験準備および比較対象データの取得中である。
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Causes of Carryover |
実験が当初の予定通りに進まなかったため、次年度使用が生じた。 学校の夏休みに実験を実施することができるように、現在、知人などを通じて協力者を調整中である。
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